「諸君、脱帽せよ。天才だ!」王子に会ってきた
皆様
王子に会うために、東京へ。
Mikasaです。
この写真でどこのホールかわかったあなた、
マニアですね?
「諸君、脱帽せよ。天才だ!」
とは、ショパンのデビューを
華々しく紹介したシューマンの言葉。
この言葉を多くの人から贈られている王子ですが、
わたしも地毛が抜けるほど脱帽しています。
いやあ・・・難易度最高の曲に
即興も入れてきてすごかったです!
10分の生演奏のために、東京にかけつけてよかった^^
今年コロナで演奏会自体なかったですからね。
オーディエンスと直に
エネルギーエクスチェンジできる機会は
貴重だな、としみじみ。
11月21、22日
梅野美術館(長野県東御市)のイベント出演します。
22日はご予約に余裕あり。
何を弾くかプログラムを考えていて(この時間が一番好き)
「浪漫の系譜」
童話のような絵、ノスタルジー
物質と非物質の秘密、
詩人との共演でピアノ・・・
となるとシューマンしかないな、と。
シューマンは詩人であり作曲家。
個人的に愛している作曲家で、
20年前ドイツのシューマンハウスに訪れ、
その頃から、妻クララのファンでもありました。
クララは当時人気の一流女性ピアニスト。
梅毒×精神病シューマンを支え、
楽譜を編集し、子供を育て、
演奏旅行で稼ぎ、夫を宣伝し、etc.
今で言うスーパーウーマンですよ。
クララの父が結婚に大反対だったので
シューマンとは音楽で愛を育てたのよ〜
曲や歌を贈り合ったり、
相手が作った曲をバリエーションにしたり、
曲のコードにメッセージをしのばせたり、
相手の作曲を演奏会で弾いたり。
音楽家ならではのロマンチックなやりとりを
こっそり堂々とやっていたシューマンカップル。
Mikasaもシューマンにならい、
パッション炸裂させてお願いしたら
演奏許可が出た、
シューマン作曲×王子編曲 トロイメライを
弾かせていただきます!
しかもねぇ・・・
お願いメールを送った翌日のライブで、
ムソルグスキー『展覧会の絵』からの
トロイメライを最後に弾いてくれたのよ、王子。
で、その翌日にOK返事が来た。
音楽家の皆さん、この流れどう思います?
勘違いだとわかっていても、シンデレラは嬉しい(涙)
今日は、ベートーヴェンの格言に
ライトランゲージを乗せて贈ります。
「間違った音を演奏することは大したことではないが、
情熱のない演奏をすることは許しがたい。」
だから音楽家が好きだ!
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