一般社団法人日本おうち整体協会
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お涙頂戴じゃダメな理由(106話目)

2020/10/14配信



皆様


日本おうち整体協会代表理事
まーくこと、池本真人です。


 


 


 


「おうち整体®」の元となる松井式気功整体の創始者である故松井先生から教わった話や今までの歴史を物語にしています。


 


以下リンクから1話目から順にご覧頂くことができます。


 


【不思議なおじいちゃんとの出会い(1話目)】


https://ameblo.jp/mikatakakumei/entry-12363403508.html


 


相棒として共に歩んできたあっちゃんバージョンの松井式(おうち整体)物語も面白いです♪


 


【いよいよ開始!松井式(おうち整体)物語【第1話】「この世は何でも思い通りになる」】


https://ameblo.jp/kotonowa/entry-12495578693.html


 


 


 


昔、私はカウンセリングの仕事をしていた時期もあるのですが、心のお話などをブログで書いていました。


 


そして自己開示として、自分の大変だった状況をブログに書いていたのですが…。


 


ある日、松井先生にこんなお話をされます。


 


 


 


「まーくん、ブログに良いこと書いてたよねぇ。」


 


「え、読んで頂いたのですか?ありがとうございます。」


 


「でもね、お涙頂戴になるだけじゃダメなんだよねぇ。」


 



 


それを指摘されて「ハッ!」としたのですが、まだその時はよく分かっていませんでした。


 


お涙頂戴というのは、同情を引くような表現のことで、別の言葉で言い換えるとこういうことです。


 


「私ってこんなに大変だったの!ねぇ、可哀そうでしょう!?」


 


 


 


松井先生と出会った頃は、心理学など色々と学んでいたけれど、まだ自分の心の傷が癒えていない時期で…。


 


というよりも、自分のことが見えておらず、ただ感情に流されて不平不満を言っていたことにも気付いていなかったのですね。


 


自分の大変な状況を周りに理解して欲しかったのかもしれません。


 


 


 


その大変だと思っている状況を言葉にしてブログに書くのですが、それを言い換えると、こういう言葉になります。


 


「大変なことがあったのだから、こんな自分でも仕方ないよね!」


 


 


 


出来ない自分、情けない自分、動けない自分を正当化するかのように、自分で自分に言い聞かせていたのかもしれません。


 


でも、それでは何も解決しませんし、決して幸せにはなれないということは、松井先生から仏教のお話を伺っている内に自ずと理解できるようになっていきました。


 



 


大変なことというのは、誰にでも大なり小なりあるかと思います。


 


誰かに理解してもらいたいと思うこともあるでしょう。


 


でも、お互いに傷を舐め合っても、何だか楽になった気がするのはその時だけです。


 


 


 


以前もこんなお話をお伝えしたことがありましたが…。


 


「自分が綺麗に生きていればそれで良い(83話目)」


 


 


 


大切なことは自分がどう生きるか…とういことです。


 


誰かのことを責めても、過去のことをいくら悔やんでも、良い方向へ好転するということはありません。


 


 


 


例えば、自分が善かれと思ったことをやったとしましょう。


 


でも思い通りにいかず、逆に周りも巻き込んで迷惑をかけてしまったことがあったとします。


 


そのことを恥じたり、反省することは悪いことだと思いません。


 


多少、後悔することもあるでしょう。


 


 


 


ですが、いつまでも引きずって後悔し続ける…というのは、自分(もしくは他人)の行為を否定し続けることになります。


 


過去を否定するということは、今の自分を否定することです。


 


今の継続が未来なので、今の自分を否定するということは、未来の自分を否定しているということでもあります。


 



 


大切なことは、その経験を次に活かすことです。


 


大変なことがあったから今の自分がある。


 


そういう経験は誰でもしたことがあるのではないでしょうか。


 


 


 


ただ同情を買おうとするのではなく…。


 


その経験によって自分はどう成長したのか?


 


その経験を活かして、これからどうやっていくのか?


 


そのように苦労を肥やしにして成長していくことが大切だと思うのです。


 


 


 


松井先生はどんだけ大変なことがあっても、愚痴や文句を言う人ではありませんでした。


 


そんな背中を見て、「私もそうしていこう!」と決意してから、まずブログなどのSNSで不平不満を吐き出すことを止めました。


 


学びと実践を継続してきて、気が付いたら些細なことが気にならなくなってきたのですね。


 


 


 


もちろん、まだまだ未熟なところはありますが、自分の行為を正当化するようなことは減りました。


 


そんなある日、松井先生からこんな言葉をかけられます。


 


「まーくんは、だいぶ分かってきた!」


 


 


 


普段、あまり人を褒めない松井先生からそんなことを言って頂いてもちろん嬉しかったのですが、何だか色々と見透かされているようで、「松井先生はやっぱり凄いな…」と思ったことを覚えています。


 



 


感情を抑えずに出した方が良いなんて話も聞きますし、表に出すことを悪いとも思いませんが…。


 


愚癡や文句を言いたくなった時、グッと堪えて出さないことで、心が強くなっていくということもあります。


 


ただ我慢するだけだと爆発してしまうので…。


 


「この世の道理」を学んで、そもそもの考え方が間違っていることに気付くことが大切だとも実感しています。


 


 


 


人間、つい自分本位に考えてしまって、心の中で勝手にトラブルを作り出し、「これじゃいけない!」と我慢したり、「嫌なものは嫌だ!」と逃げ出したりしたくなるものですが…。


 


その全ての原因が自分にあるということに気付くということ。


 


病気は気付かないと治せませんし、気付いたら対処法を考えて実行していくことが出来ます。


 


 


 


今が大変だと言う人に…。


 


人間だから、大変な時もあります。


 


愚痴を言いたくなる時も、涙を流す時も、人生のどん底だと思うこともあるでしょう。


 


 


 


そこから必ず抜け出せるなどを言うことは言いません。


 


やることをやらなければ、人生が好転していくこともありません。


 


自分が何をどうやって生きていけば良いのか…。


 


どうしたら幸せな人生を歩んでいけるのか…。


 


道理を知って、今の自分を認め直して気付くということからが人生好転のスタートです!


 


 


◆ーーーー◆


 


【編集後記】


 


どれだけ人の話しを聞いても、本を読んで知識を得ても、結局は経験したことしか理解出来ないのですよね。


 


経験して初めて「あの時、言っていたのはこういうことかー!」と分かるようになります。


 


頭でっかちにならず、とにかく動いてやってみて経験することが大切なのですよね。


 


 


 


経験が全て!


 


「ああなったらどうしよう…」


 


「こうなったらどうしよう…」


 


と、出来ない理由はいくらでも考えられるものですが、結局のところ経験しないと分かりません。


 


 


 


行動しないと結果も何も無いわけで、何を修正していけば良いかも実践して初めて分かることです。


 


とにかくやる!


 


とにかく動く!


 


ついでに、自分のやった結果に愚痴や文句を言わない!


 


 


それを継続していくと、後になってから「あれがあったから…」と思い返せる日がきます。


 


さあ、今日も行動していきましょう!


 


 



  

 


 



 



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