永徳 由一郎
永徳 由一郎

心の声を訊く

2020/10/ 8配信


皆様


日本人のコミュニケーションスキルを高めたい


徳永 一郎です。


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 ストレスに悩まされる日々が続くと


心因性の疾患に悩まされている人は年々増加しています。現代病ともいわれ一般的に仕事や対人関係、SNSの誹謗中傷など、それがストレスとなり脳に爪痕を残すのです。人はストレスが高まると交感神経が優位に働き、血圧、血糖値を高めの戦闘態勢に入るのですが、それを副交感神経が宥めているのです。しかし慢性的なストレスに晒されると副交感神経も抑制が追い付かなくなり、時間、場所関係なく交感神経が優位となってしまう悪循環が生じます。代表的なのはうつ病です。厚生労働省の調査によると日本人はおよそ100万人、15人に1人が経験していることになりますから、だれでもかかる可能性があります。病気や怪我が引き金となってうつ病を発症する人もいます。


 患者様を助けるにはコミュニケーション


私が担当している患者様でもうつ病の治療を受けている人はいます。そのような方とどういったコミュニケーションを交わすべきか頭を悩ませていました。うつ病になる原因の一つがコミュニケーション能力の低さという説もあります。つまり病前、対人トラブルや自分の想いを伝えられなく我慢に我慢を重ねてきた結果という可能性もあるのです。


だからこそ我々医療従事者は患者様を救う為にもコミュニケーション能力は必要になってきます。


質問する力


コミュニケーション能力の高い人を指すとき「聞き上手な人」はよく挙がります。だから患者様の話を傾聴しましょうとか指導された方は少なくない筈です。でも話を聴いているだけでコミュニケーション能力が高いと言えるでしょうか?


私が患者様とのコミュニケーションで一番大切にしているは関心を持つということです。患者様からの訴えを待つのではなく、こちらか能動的に「訊く」のです。日常生活のどんな場面で困っているか、どこが痛いか、いつから不安が続いているのか……


そうすれば患者様は自分に関心を持ってくれていると思い安心して話してくれるようになります。傾聴はそれからです。関心があると思われるには、受け身の聴くではなく、積極的な訊くが必要になってきます。的確な質問ができる人こそコミュニケーション能力が高い人といえます。


我々医療従事者は患者様が話をしやすい環境を作ってあげるのです。話すとストレス発散になります。気持ちが楽になります。その為には、まず質問をすること。


患者様の心の声を聴ける…そんな医療従事者に私はなりたい!


 


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