世古 詞一

「傾聴迷子」にならないために覚えておくこと

2020/9/25配信
【第58号】2020/9/25
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      個人と組織の変革のヒント
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1.【コラム】
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3.【編集後記】
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皆様

おはようございます。
サーバントコーチの世古詞一です。

本メルマガは「個人と組織の変革のヒント」を
テーマとして情報をお伝えしてまいります。

では今日も早速、コラムにまいりましょう。

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1【コラム】「傾聴迷子」にならないために
      覚えておくこと
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1on1において、マネジャーが真っ先に学ぶ
コミュニケーションスキルと言えば

「傾聴」でしょう。

なぜ学ぶか?というと、
できていない人が多いからです。

というのも、マネジャーが学んで実践して
きたのはいかに「問題解決」するか。で、

そのために、
「いかに指導するか」
「いかに伝えてやってもらうか」
「いかに評価して納得させるか」

というようなことで、どちらかというと
聴くよりも伝えること。

ベクトルが「相手から自分」よりも
「自分から相手へ」が多かったわけです。

しかし、ここへきてメンバー個々の声を
聴くことが重要と言われるようになってきました。

一つは、信頼関係づくりの観点から。
本音や想いが聴けることで、上司との相互理解
が深まります。

二つ目は、業務改善の観点から。
マネジャーばかりが正解を持っているわけではない
時代ですので、個々が潜在的に持っているものを
聴いて、引き出していく必要性が出てきました。

三つ目は、成長支援の観点から。
従業員が行ってきた業務について振り返りを
行うなどして、思っていることや考えている
ことを聴くことで、内省のサポートを行います。
これにより、メンバーの自発性や成長を促します。


これらを実現するために有効なのが
「傾聴」なのですが、

研修で「傾聴」を学んで、傾聴に囚われすぎて、
傾聴迷子になっているマネジャーを見かけます。

傾聴迷子とは、傾聴していて、何のために
言葉に反応しているか?相手の言葉を返しているか?
返すことに集中し過ぎて、
何をやってるかわからなくなる状態です。

そこで、もう少し目の前にある
傾聴の目的は何か?に立ち返ります。

返すことで、以下のような効果があります。

1.相手が自分のペースで話したいことを話せる

2.相手がしゃべりやすくなる。
  さらに、しゃべることでエネルギーが高まる

3.相手がいろいろ思いつく、気づく(潜在→顕在)

そのために
・傾聴があるのです。

つまり、傾聴は上記1~3を実現する手段なのです。


手段と考えると、傾聴ではない手段もある
ということです。

傾聴していても、リズムが悪くて
相手の話が進まなければ、

進みだすために、違うルートを示唆する
こともありなのです。

例えば、

「こう思っているんだね」
と相手の話を返すだけではなく

「例えばこういうのはどうなの?」
と別の考えを提示します。そうすると
そのルートで進んでいけるかもしれません。

また、そのルートを示されたことで、

「そっちに行きたいわけではなくて
 こっちの道に行きたいんです」

と思いつくかもしれません。

ですから別に、傾聴しなければいけないから
答えを言っちゃだめ、とか
傾聴に囚われすぎるのではなく

相手を触発するために、仮説を
用意して投げてみる感じも
大いに使えるのです。

この「仮説」というスタンスが重要です。

自分が「正解」だと思っている「答え」について、
「仮説」と見立てることです。

そうすると、答えが一つではなく、
相手の考えを許容する雰囲気が生まれて
相手が押しつけ感を感じずに考えることが
できます。

相手に「教えるスタンス」ではなく
「確認するスタンス」とも言えます。
教えるのではなくすり合わせるのです。

「こういう考えについては、どう思う?」
と、まさにインタビューしている感じで、
相手を対等に見ています。
(教えるというスタンスは、上から感が出がちです)

このように、傾聴が狙う目的というのは
傾聴以外でも実現可能であり、あまり
傾聴に囚われ過ぎないことも大切です。

大事なことは相手や相手の考えていることを
尊重して、考えていることを教えてもらう
スタンスで対話すること、
これに尽きると思います。

ぜひ心掛けて実践してみてください。

■変革のヒント
傾聴は手段。相手にしゃべってもらうために投げかけることも大切。

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 3.【編集後記】
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本日も最後まで読んでくださりありがとうございます!

先日、「すり合わせ9ボックス」を活用した
1on1の動画撮影を行いました。

ちょうど今週編集も上がってきたのですが
私の目線が、かなり下を向いていて
やり直しすることにしました。

スライドのPCを前に置いていたので
目線がそのPCに向いていたのです。

意識して前方のカメラを見るようには
していたのですが、無意識には抗えませんね。

人は、環境によって「つい」してしまう
ものです。

以前の動画では、プロジェクターで
投影したスライドの横で話していました。

そちらに戻して、またやり直しです。
10月中には、新たな動画の告知も
できるかな、と思いますので
楽しみにしていてください。

それでは素晴らしい一日を!

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