歌わない期間が「最高のレッスン」!?
皆様
【人生を歌で彩るプロデュース】 世界に通ずるヴォーカル教育とそのライフプロデュース
ジャズヴォーカリスト、ヴォーカルプロデューサー、エデュケーターの東かおるです。
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こんにちは。
感染者が増えてはおりますが、、
練習会、セッション、ライヴなどで”うた復帰”
されていらっしゃる方もおられるかと思います。
私も先週は4ヶ月ぶりにジャズクラブのステージに
立ってきました
やっぱり、、生の音楽は最高です!
久々のミュージシャンやお客様といった
生身の人間とのアンサンブルに
感動すら覚えました!
今は徐々に声を出して歌える環境も戻りつつありますが、
コロナ自粛期間中、生徒さんの中でこういうお悩みがあった方が多くいらっしゃいました。
今日はその事について、ヴォーカリスト、
アレクサンダーテクニーク・ボディーメンタルコーチ
としての観点から皆様にお話ししていきます。
歌っていない期間は、
実は『最高のレッスン』だった
◉自粛中の歌生活それぞれ
- 同居中のご家族がテレワークになり、家ではいっさい歌の練習はおろか声すら出せなかった
- 家では声が出せないので、普段通りスタジオやカラオケに行って練習したかったけど、そもそも閉まっていた
- ライヴやイベントがキャンセルになり、モチベーションが上がらなかった
またこういった方も
- 家で声が出せないので、キーボードの練習にすり替えた
- 家で歌詞読みや英語の練習を重点的にしていた
- ストレッチやヨガ、散歩をするようになった
お気づきですか?
前半はネガティブなご意見。
後半はポジティブなご意見。
実は、この意見はたくさんの生徒さんに共通しています。
歌の練習はできなくとも、視点を変えてみると、
鍵盤練習・英詞読解&発音練習・体作り
そもそも歌の基礎練習に必要なものばかりをされていたことになります!
歌っていなくとも、試行錯誤しながら最高のレッスンをご自身で実践されておられました。
◉歌練習をやめると癖が減る?
実際に久しぶりにレッスンで歌っていただくと、なんとたくさんの生徒さんの歌声が変わっていることに気付きました。
しかも、今までよりも良い!
私自身も歌を真剣にし出してかれこれ20数年が経ちますが、何度も歌えない状況もありました。(そりゃ生きてると色々あるさ)
でも、歌を再開した時の変化には自分自身で随分と前から驚いていました。
なので、今回の生徒さん達の変化には実はある程度の予測も付いていたのです。
うふふ。
その変化とは、
歌唱時の悪い癖が減ったこと。
考えられる原因は、
- これまでの反復練習による習慣がなくなり、歌唱時の癖のリセットが行えた
- 演奏キャンセルによりパフォーマンスのプレッシャーがなくなり、ピュアな気分で音楽に向き合えた
そして詳しくその原因を探ってみます。
- は、歌唱時等の体の動きに必要となる筋肉。
その筋肉は悪い習慣=癖を覚えてしまいます。
例えば、高音で歌いづらくなった時などのトラウマを、心ではなく筋肉で覚えてしまう傾向があります。
そして高音が出てくると、余計な力が入ってしまって思ように歌えない、となる訳です。
一度、これまでの反復練習で筋肉が覚えてしまった悪い癖をリセットする機会になったためです。 - も同様ですが、人前で演奏をすること自体、良くも悪くも大きなプレッシャーです。
ここがなくなった事により、やはり余計な力が心にも体にもなくなった事により、
純粋に歌えるようになったというためです。
どうです?
歌っていなくとも、最高のレッスンが行えていたわけですよね!
歌の練習や声が出せない時でも、ちゃんとメリットはありますし、色々な面で成長もできます♫
最後に、声が出せない時、歌の練習ができない時のお勧め練習法をお伝えします。
声を出さない練習法
◎曲のイメージを膨らませる
◎歌詞を繰り返し読む
◎鍵盤でメロディーやコードを弾いてみる
◎ハッピーなことを思い浮かべる
多少なりとも歌が歌えなくとも、
声が出せなくとも、焦る必要はありません!
歌っていない期間は、実は『最高のレッスン』だった
という事がお分かりいただければ大丈夫です★
ぜひ、皆様の今後にお役立てください。
今回もメルマガをお読みいただき
有難うございます♫
どうぞお気を付けてお過ごしくださいね。
東かおる
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