自然由来を味方につける Vol.2
皆様
心身の豊かさを感じて生きるお手伝い
自然療法薬剤師の小野木 美佳です。
雨が多い最近ですね。
先日一日だけお天気回復したものの、またしばらく雨模様です。
最近香りのブレンドを作っていて気づいたのですが。
やはり嗅覚刺激だけでもかなり緩まるなぁと思いました。
それだけ自分の身体の反応が敏感になっているのかもしれませんが・・。
さて、今日も自然由来を味方につけるということで書いていこうと思います。
まずアロマ。
精油の成分は非常に分子量が小さく容易に体内に入っていきます。
特に嗅覚刺激では脳内の嗅索にも届くので脳脊髄液を包む硬膜にも作用していると考えると。
ホロソフィー🄬で行う施術の色々に香りが作用してくれるのは納得です。
香るだけで硬膜が緩むのは素敵ですが、時に人は記憶で香りを選んでいることもあるので、それが身体のバランスにいいか?となると微妙な点になることでしょう。
そして次は薬草。
今取り扱っているヨモギやドクダミは使いやすく、且つ体にいい影響を与えてくれます。
ヨモギは生薬名艾葉。
キク科ヨモギ属の植物です。
普通の道端にも生えていて使えそうですがやはり犬の散歩を日課にしている者としてはそれは使えないですね(;^_^A
帰経は肝・脾・腎。
下腹部の痛みや冷え、月経不順、不正出血などにも使います。
湿を取る性質があるので今のじめじめした季節にはピッタリですね。
むくみやすい方にもおすすめです。
ドクダミは生薬名は十薬とも言いますが正式名は魚せい草と言います。
ドクダミ科ドクダミ属の植物。
帰経は肺・腎・膀胱。
湿熱を取ることが得意でこれも今の時期にいいですね。帰経が腎臓系なので排尿の不調にも用いることが出来そうです。
よく便通に用いるといわれますが、身体が乾燥している人にはあまり効果がないかもしれません。
また、長時間煎じることが禁忌とされるのでお湯でずっと煮ることは避けた方がいいと思います。
そして風。
特に療法としての何かがあるわけではないですが。
風の吹くところに滞りはないとされていて、風が健康の秘訣になることもあります。
特にうっ滞しているときは風に当たるだけで気持ちが落ち着くのは。
身体にある風が一緒に動くからであると考えます。
本来風が動くとかゆみなどになりますのでかゆみがある方には風は乾燥も手伝って不愉快かもしれませんが、呼吸するときに少し風を感じるとこうした不快な症状も緩和されてくることもあるでしょう。
私は都会も好きですが、たぶん都会に住むことはできないと思いますね。
そのくらい自然を味方につけていないと生きづらさを感じるということなのかもしれません・・・。
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