前池 綾乃
前池 綾乃

スタッフ育成に大切なこと

2020/6/29配信
皆様こんばんは。

歯科衛生士人財育成コーチの前池 綾乃です。



昨晩はニッチの会のセミナーにて、

令和時代の人財育成について、

お話しさせていただきました。





普段、歯科衛生士さんばかりの環境で、

歯科医師の先生がいらっしゃっても1人くらいで、

ほぼ女性の場でお話しをしているので、

今回は歯科医師の先生(男性9割)の環境で、

お話しすることに、とても緊張しました。





しかも、その日の朝に、

娘のラン活(ランドセルの下見活動)をして、

その後にスーパーで財布をなくすという失態。

かなりのバタバタな中、

お話ししていました。(汗)





メルマガ読者の皆様に、

セミナーの内容を少しシェアしたいと思います。



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今回のお話しは、



「令和時代の子育て戦略」

という著書を読み、

歯科のスタッフに置き換えて

考えた内容をお話ししました。





今の親(私たち世代)が、

もっと頑張ればできるとか、

高みを目指す子育てや、



人並みであればいい。

普通であればいい。

という、一見問題のない子育てをしていても、

危ないかもしれない…

という内容から始まります。





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8割の人が、

誰でもできる仕事につくと言われていて、

誰でもできる仕事についたとき、

仕事の充実感や、満足感、

アイデンティティーは得られにくくなります。







スタッフに人並み以上。

最低限はできるようになってほしい…と、

皆様が願っても、

どんどん難しくなるかもしれません。





「採用のときに良い人を入れる」と決意しても、

昭和時代と比べたら、

根性もなく、

自発的に動けて、

物事を深く観察して考える人が、

減っていくかもしれません。





令和時代の問題の1つは、

1.精神的格差社会がますます

広がるということです。



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物質的には豊かになっているのに、

物やお金で満たしても、

心の何かが満たされない…。







勤勉で真面目な日本人…。



1つのミスで自信を失い、

できないレッテルを自分に貼り、

自信をなくしています。





子どもの頃から親に比べられ、

大人になれば、自分で自分と他人を比べてしまう。







そこに、院長やチーフなど、

複数の人から評価を受け、

評価されたくない人にも評価される。







やればやるほど、

本人は自信を失い、

再起不能になるかもしれません。





ですから、

スタッフ育成では、

自己肯定感を高めることが、

必要ではないかと考えています。









次に令和時代に大切なのは、

2.多様性、相互理解することです。

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自分と考え方が違う、

様々な年齢や価値観をもった人と働いています。





誰が正しく、

誰が間違っている…のではなく、

それぞれの考えがあり、

どれも正解だといえるかもしれません。





様々な価値観があっていいとうこと、

お互いに認め合うことが、大切です。

スタッフ同士が作り出す空気感は、

仕事に影響していきます。











対談した、

磯貝文彦先生がおっしゃっていた、

「スタッフとの距離感」…。





近づきすぎても、

遠すぎても、

上手くいかないということ。







先日、研修先の若いスタッフさんが

診療で基礎を振り返る時間がないと、

話してくださり、

そのことをクライアントの

院長先生にお伝えしました。





私は、その先生が仕事の中で

基礎を振り返る時間を作ります。

と、おっしゃるのかな…と思ったら、







先生は、

「基礎を振り返る時間くらい、

自分でつくるべきだと思う。」

と話されました。





それを聞いて、

はっとしました。





「○○がないから△△してほしい。」

という要望を気にして、

全てこちらで何とかしないと…と、

思いすぎると、

おかしなことになると気づきました。











スタッフの要望に応える努力はするけど、

甘やかしはしない。

そんな先生のスタンスが、

とてもかっこよく印象的でした。





考えてみれば、

私も新人時代から、

残って練習し、

学び、努力したから、

今の自分になれたと思います。





必要な苦労や努力は、

自ら経験した方が良いかもしれません。





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変わらないもの。

まさに院長の信念!!







皆様はご自身が無理をしてまで、

譲ること、我慢することは、

なさらないでください。

直感で感じる違和感が、

正直なご自身の考えや、

想いであることが多いです。







皆様が、

スタッフに配慮してくださることは、

一、歯科衛生士として、

とても嬉しく思います。



ですが、

ご自身のキャラが変わるほど、

無理を演じて偽るくらい、

スタッフに気をつかいすぎないでください。





スタッフ育成で

自己肯定感を高めましょうと言いましたが、

それは先生にも当てはまることです。





皆様は偉大です。

今の先生で良い!!

一旦、ご自身を自分で認めてから、

変わりたいように、

変わっていけばよいのではないかと思います。





本日もお読みいただき、

ありがとうございました。

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