竹村享子
竹村享子

6月のお野菜 ~ ズッキーニ ~

2020/6/29配信
皆様

おはようございます。
発酵ばあちゃんの季節の体にいい話
竹村享子です。

先週、お味噌用の大豆をポットにまきました。

大豆の芽が出るのはとても早くて、気の早い子は3日目で顔を出してきています。

この大豆は来年の冬に作るお味噌用です。

8月9日㈰に去年の大豆で、お雑煮用の白味噌作りを行います。

白味噌は4か月でおいしくなります。

麹が多くて自然な甘さの白味噌で、実は冬に作る田舎味噌よりおいしいと好評なんです。



■□■∞∞──ズッキーニ──∞∞■□■

原産地はアメリカ南部、メキシコ北部です。

日本では80年代から栽培され始めた新しい野菜で、若い方に人気で最近よくみかけるようになりました。

形はきゅうりに似ていますが、カボチャの仲間なので生より加熱する方がおいしいです。

一般のカボチャは熟果を食べるのに対して、ズッキーニは開花後5~7日の20㎝位の長さの未熟果を食べます。

15年程前に種を買って父親に作ってもらいましたが、その時はいつ収穫すればよいかわからず、畑でそのままにしているとドンドン大きくなって、1mをこしてしまったことがあります。

その大きなズッキーニは全然おいしくありませんでした。

今年も父が種を蒔いていたので、定植して育てています。

成長するのが早く、花もどんどん咲いてきて楽しみにしていたのですが、実が7,8㎝になると腐ってくるのです。

人口受粉をしてやらないとだめだとわかりましたが、なかなかタイミングがわからずうまくいきません。

なのでまだ5本しか採れていなくて、ちょっとがっかりの私です。

ズッキーニは加熱すると甘くなり、またそれ自体の味もあまりないので、和洋中いろんな料理に使えます。

油と相性がよいので、オリーブオイルで炒めるのが簡単でおいしいですね。

天ぷらにしても、またラタトゥイユのように煮込んでも。

生で食べる場合は、薄くスライスして塩をし、サラダや和え物に利用できます。

栄養分はビタミンAが豊富で、ビタミンCも含まれています。

 
 


□■□∞∞──レ シ ピ──∞∞□■□

【ズッキーニの味噌和え】

*ナスに似た食感なので、ナスの料理と同じように和風にも利用できます。

① ズッキーニ1本を縦半分にし、7,8㎜の薄切りにして、フライパンまたは小鍋に入れて、水大さじ2杯を加え、蒸し煮する。

② 2,3分で柔らかくなったら火を止めて、焼いて千切りした薄揚げ1枚を加え、味噌大さじ1と醤油適量で味をととのえる。

*糠漬けにしても意外なおいしさです。






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竹村享子プロフィール
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄

田舎の農家に生まれ、畑の野菜の煮物や和え物といった毎日の食生活に不満を持っていた私。

結婚して大阪でのマンション暮らしを始めた時、憧れを持っていた、パンとスクランブルエッグ、果物、コーヒーというような朝食を毎日摂るようになりました。

子どもが3人生まれましたが、三女が喘息とアトピー性皮膚炎を併発したことにより、梅崎和子さんに出会って、陰陽調和料理を学びました。



戦後、肉、卵、乳製品が多い欧米食を取り入れたことにより、アトピー性皮膚炎やアレルギー疾患の子どもが増加、日本人には日本人に合った食べ方がある、ということを教わりました。

薬学部で学んだ私は、子どもの手が離れたら薬剤師として仕事をするつもりでしたが、「病気になってからの薬よりも、病気にならないように予防する食事が大事」という考えに至りました。

そして、梅崎さんと一緒に㈲いんやん倶楽部という料理教室の会社を立ち上げ、教室運営に10年間携わりました。



子どもたちが成長して田舎に帰ったことにより、自分が子どものときに嫌っていた野菜の多い食事が健康長寿にいいということを実感しました。

祖父母は97歳と96歳で亡くなりましたが、亡くなる直前まで心身ともに元気に過ごしていました。
ご飯、味噌汁、漬け物という朝食がよかったのではと思います。
また漬物は朝だけではなく、三度の食事で食べていました。

母が祖母から教わった麹から作るお味噌や漬け物を、今度は私が母から学びました。

気が付くと、農村であってもお味噌や漬物を自分で作る人が少なくなっています。
地元の小学校の総合の時間に、種まきから味噌作りまでする「大豆プロジェクト」を取り入れてもらったことにより、近所の子どもを持つお母さんたちにお味噌作りの輪が広がってきています。

お味噌だけではなく漬物などの発酵食を作りたいという人が、周りで増えてきています。
けれどももっとたくさんの方たちに伝統的な発酵食を伝えて、日本人の健康寿命を延ばしたいというのが私の願いです。


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