お口の健康ってやっぱり大事!
皆様
こんばんは、浴本です。
今日もご開封いただきありがとうございます。
早速ですが本題に入りますね。
お口の健康はやっぱり大事
何度かお口の健康って大事だね、
というお話をしてきましたが、
やっぱり大事だよね、って
思うことがあったので今日はそのお話を…
15歳、16歳のご長寿犬・ご長寿猫で
お口が原因の不調が発生することがあります。
お口が原因の不調には、次のようなものがあります。
・口が痛くて食べたくても食べられない(猫ちゃんに多い)
・目の下が腫れる、そこから膿が出てくる
・鼻から食べカスがでてくる など…
根本的な治療には、麻酔をかけて悪い歯を抜く、
または綺麗にすることなのですが、
人間でいうと80歳近い高齢のため、
麻酔をかけることができなかったり、
麻酔のリスクの方が高いことが多々あります。
そうすると、対処療法しかできなくなり、
またいつ再発してもおかしくない状況が
ずっと続きます。
目の下が腫れる原因の一つに歯槽膿漏があります。
歯の根っこの方まで細菌感染を起こし、
膿んでしまった状態です。
根本的な治療ができないと、
腫れたら抗生物質を飲む→腫れ・膿がひく
→また膿む→抗生物質を飲む
というサイクルがずっと続くことになります。
もともと、口の中には細菌がたくさんいます。
正常な歯肉ならば、菌の侵入を防いでくれますが、
歯周病などで歯肉が出血しやすい状態だと、
そこから体の中に菌がどんどん入っていきます。
そのため、歯周病は心臓疾患や腎臓疾患の原因とも
言われています。
歯周病は様子を見ていても治るものではありません。
様子を見ている間も体中に菌がばら撒かれ、
あちこちの臓器にダメージを与えています。
いよいよひどくなってきた、という状態まで様子を見ずに
麻酔をかけることができるうちに、
一度綺麗にしておくことをおすすめします。
歯茎の状態をおうちでチェックするのが難しい場合もありますが、
お口の臭いはチェックできますよね。
お口の臭いが気になる場合には、
病院でお口の状態をチェックしてもらいましょう。
また、歯石は歯磨きでは取れませんし、
歯周病になってしまったら、歯磨きだけでは治りません。
くれぐれも、
出血しやすい状態で無理矢理歯磨きをし続けることだけは
しないでくださいね。
(↑これ、私は拷問だと思っています)
すでに歯茎が腫れたり、出血している場合は、
治療をして痛みを取ってから
歯磨きをする様にしてください。
菌が身体に入ってきて、
全身に菌がばら撒かれる状態
腎臓疾患、心臓疾患の原因とも言われています。
お口に関する不調が出てきてからだと、
麻酔をかけての治療ができない場合あり!
早めにケアすることをおすすめします。
今日も最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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