伊藤 優一
伊藤 優一

ゆめをみた

2020/5/28配信


ゆめをみよう。


いつかみたあの夢の続き。


 


ゆめをみよう。


あのときはかなえられなかった。


 


ゆめをみよう。


忘れてしまったあの夢を。


 


そっと目を閉じると


みえてくる懐かしい景色。


覚えているような忘れてしまったような。


思い出せそうで想いだせない。


そんな世界。


 


 


いつかのどこか。


わたしがいた場所。


 


 


目を開けると


その場所のつづきがひろがる。


 


いままできづけなくて


忘れていたことを思いだす。


 


どこにいこうとも


なにをしようとも


変わらない場所


変わらないわたし


 


つづきはまたあしたね。


っていつかのあれがいまはじまる。


 


 


ゆめをみていた


you and meでいた場所。


あなたとわたしのつづきのはなし。


 


 


ゆめからさめてもゆめのつづき。


ゆめはさめることなくつづいていく。


 


とまっていてもすすんでいても


そのゆめはつづいていく。


 


 


めをとじているのか


めをあけているのか


そんなこともわからなくなるほど


 


 


そんなとき


あの鐘の音でめざめる。


 


きこえる?


みえてる?


 


息をして


大きく息を吸って


ふーーーっと息を吐いて


 


息をすることも


忘れていたことに気づく。


 


呼吸をするたびにみえてくる。


目を開くたびにみえてくる。


 


身体がねつを感じる。


手が、ねつをおびる。


 


からだが変わっていくことにきづく。


その変化はわたし以外へも伝染していく。


 


この世界がどう変わっていくことはわからないけど。


変わっているということがわかる。


 


あの星からこの星へ。


この星があの星で。


 


わたしは・・・


 


夢の中にいることも


ゆめからさめることも


もはやおんなじ


 


 


おもてとうらがかさなる。


 


 


ひとつになる。


 


 


誰かはかなしんでいるとき


誰かはよろこんでいる


 


誰かが背負っているとき


誰かが軽くなっている


 


 


つらさをわけあうこと。


 


ともによろこぶこと。


 


 


 


そっと


ごめんねって。


 


 


 


いつも


ありがとうって。


 


 


 


 


そんなゆめ。


 


そんなゆめのつづきを。


 


 


 


 



  

 


 



 


 



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