〇〇を見れば、医院のDHの歯周治療レベルがわかる!
皆様こんばんは。
歯科衛生士人財育成コーチの前池 綾乃です。
昨日の大阪では、
新しくコロナに感染した人は0人でした。
少しずつ外出できるようになるのかな・・・。
と、期待を膨らませていますが、
家庭でも、
手洗い、うがい、マスクは、
当たり前になって、
ずっと続くと思います。
こんな時期でなければ、
「マスクを外して、患者さんと笑顔で話しましょう。」
と医院研修で伝えたかったのですが、
これからは、いかにマスクをつけたままでも、
相手の心地よい表情や、
雰囲気をつくれるのか・・・。
ということを考える必要があるかもしれませんね。
先週は臨床で嬉しいことがありました。
6年ほど前に担当していた患者さんが、
もう随分会っていないのに、
覚えてくださっていて、
また担当してほしいと言ってくださりました。
また、違う担当患者さんとお話ししていると、
愛犬の散歩仲間ができ、
その友人も同じ、としな歯科医院に
メンテナンスで来ていらっしゃるとのこと。
「黒田さんって歯科衛生士さんいる?」
「それは私の旧姓です。
結婚して前池になりました。」
とお伝えすると、
「友達が黒田さんて歯科衛生士さんに
担当してもらっていて、
優しいし、上手だから、
その子にしてもらいって言ってたねん。」
わんちゃんのお散歩でも、
自分の名前が出て、
担当患者さんが、
良い口コミをしてくださっていました。
他には、
「黒田さん、今の名前なんでしたっけ?」
と突然聞く患者さん。
「前池(マエイケ )ですが、
どうして急に気になったのですか?」
「主人と歯医者の話をしていたら、
そういえば黒田さん、
結婚してなんて名前になったのかな?
って話題になって・・・。」
歯科医院の外で、
患者さんが自分のことを話題にしてくれているなんて、
思ってもいなかったので、
世間話しに登場できて、
とても嬉し買ったです。
このような話は私だけでなく、
それぞれの歯科衛生士を慕ってくれる、
患者さんがいらっしゃり、
医院の皆が誇れる同僚です。
前置きが長くなりましたが、
今日の本題です。
〇〇を見れば、医院のDH歯周治療レベルがわかる!
いったい何を見て、
医院のDHレベルがわかるのか?
1口腔内写真
私は今まで、
6軒の歯科医院に勤めましたし、
臨床実習や、
症例発表、
歯科医院見学などで、
たくさんの歯科衛生士さんに、
お会いしました。
今はオンラインセミナーで、
受講者さんの症例を見せていただいています。
そこでお話を聞いたり、質問をするのですが、
口腔内写真を的確に、
かつキレイに撮影していらっしゃる方は、
人前で症例発表をしたことがあったり、
これから発表される方に多く、
写真の規格性が大切なことを知っています。
また、相談する際も、
見たいところが映ってなかったり、
アングルが悪い、
ぼやけていると、
何を記録に残そうと思って撮影されているのかな???
と思うことがあります。
写真がキレイで見やすい方は、
聞きたいポイントも明確で、
また考察力に優れているのは、
キャリアや年齢関係なく感じています。
それは、口腔内写真を
メールやLINEで送ってくださる時にも感じます。
キレイに撮影する方は、
読み手が見やすいように配慮して、
送られます。
写真があまり上手でない方で、
上下や左右の反転をせず、
そのまま撮影した写真で送られてくる時もあります。
そのような写真を見ると、
医院であまり口腔内写真を、
活用していないかもしれないと感じます。
患者さんへの説明が不十分かもしれません。
その歯科衛生士さんだけでなく、
医院全体であることが多いと感じています。
医院の中で、誰も規格写真が正確に撮れていない。
データの管理に反転させることを知らない。
正しい口腔内写真の配置、並べ方を知らない。
ただ、先輩に教わったことは、
撮影して、パソコンに画像を入れるだけで
終わっている。
これはとても可哀想なことです。
口腔内写真の撮影や、
データの管理などは、
他の歯科医院でもベースは変わらず、
絶対に歯科衛生士として身につけておきたい
スキルの1つです。
もし、改善されたい場合は、
先生から全員に向けて、
正しい口腔内写真を見せて説明されることを
おすすめします。
私が務めるクリニックでは、
院長も口腔内写真を撮影しています。
院長がキレイに写真を撮れる方が、
説得力があり、
スタッフの意識づけに、
統率力が発揮されます。
ですが、
もし皆様がキレイに撮影できなくとも、
スタッフには口腔内写真を規格性を持って、
撮影することが大切なことを伝えてください。
なぜ写真が必要なのか?
腑に落ちないスタッフは、
口腔内写真撮影を諦めてしまいます。
撮影した写真を見直すことや、
患者さんに見せることから、
活用してみてくださいね。
仕事が丁寧な方は、
全てにその部分が表れると感じています。
2患者の口腔内
口腔内写真がなくても、
実際の臨床でわかるのは、
患者さんの口腔内を見せていただいた時です。
TBIがうまくいっているかは、
歯科衛生士の力量で変わります。
口腔内の清掃状態が良く、
お口の中のプラークコントロールが
きっちりできていらっしゃる、
そんな患者さんが圧倒的に多い歯科医院は、
一部の歯科衛生士だけでなく、
歯科衛生士全体の、
歯周治療レベルが高いと言えます。
・口腔内写真の撮影とデータ管理
・患者のTBI
この2点があまりできていない医院様で、
歯周治療のレベルの高い歯科医院を、
私は見たことがありません。
皆様の医院の歯科衛生士さんは、
いかがでしょうか?
まだちゃんとできていない・・・。
と感じるのであれば、
一度、歯科衛生士のスタッフさんに、
話してみるとよいかもしれませんね。
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