【Anneyのつぶやき】普段から自分の頭でモノを考えることの大切さを考える
組織開発の実践を通じて、自律的に生きる人と組織を共創し、ひとり1人が自分らしく幸せに生きる社会の創造に貢献します
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皆様
Anneyです。
組織開発というものを生業にしています。
普段から自分の頭でモノを考えることの大切さを考える
コロナウィルスが世界中で猛威を奮っています。
米東部時間3月31日午前9時時点の(米ジョンズ・ホプキンス大の集計)、世界の感染者数は85万7千人、死者数は4万2千人に達しました。
https://vdata.nikkei.com/newsgraphics/coronavirus-world-map/
状況は日進月歩で、しかもべき乗速度で進んで行く。
諸外国は次から次へと緊急事態宣言を外出禁止命令を発動して、厳しく人の流れを規制している中、日本はまだ緊急事態宣言は出されていない。
けれども、先週末は東京都が不要不急の外出の自粛要請を出し、週が明けてからは「在宅勤務」や「夜の外出を控えるように」という要請を出しました。
毎度のことですが、小池都知事の緊急記者会見の後質疑応答の時間に何人もの記者が次から次へと同じような質問をするのを聞いて、またもやウンザリしてしまった...
「”不要不急”というのは曖昧な表現ですが、もう少し具体的に示して頂けませんか」
「小池都知事にとって”不要不急”とは、どういうことのなのか見解をお聞かせ願えますか」
「例えばどういうことであれば”不要不急”ではないと判断してよいのでしょうか」
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この時、イタリアでは感染者数は8万人を超え、死者の数は9千人を超えていました。
フランスでは感染者数は3万3千人、スペインでも感染者数は6万4千人、死者数は5千人に迫ろうとしていました。
アメリカでは感染者数は12万1千人を超えてました。
そして、これらの国々で起こっていたことは、医療崩壊によって救える命を救えなくなっていた、ということです。
このような世界的な状況を鑑みた時、私たちは、今、自分達が最優先で取り組まなければならないことは何なのか。
そのために、私たちひとり1人が何をしなければいけないのか。。。
どう行動するべきなのか。。。
を、ひとり1人が自分事として考えたなら、それぞれにとっての”不要不急”とはどういうことなのかの答えは自ずと出てくるのではないのかなと思うのです。
あの記者会見の後で最も質問すべきことは、あの記者会見を見ている都民や国民一人ひとりが、そのことに気づき、世界の状況と、日本の現状と、自分の状況を想起した時に、それぞれが自分の”不要不急”とは何だろう...と考えることを促すようなことなんじゃないかなぁ。
”不要不急”の答えは人によって千差万別。
なのに「知事にとっての”不要不急”とはどういうことですか?」と問うたところで、いったい何になるのでしょう???
★
私たちは、「何かの問いには、答えがある」という事に慣れ過ぎてやしませんか。
何かを尋ねれば、誰かが何かを答えてくれる、という事が無意識の中に当たり前になりすぎてやないでしょうか。
しかし、まだ見ぬ未来には、答えなんてありません。
そして、誰も何が正解なのかなんて知りません。わかりません。
これまでに起こったことと、
今起こっていることと、
今の自分は周囲の状況や置かれている状態を
自分で感じて、
受け止めて、
想像力をめいっぱい働かせて、
自分で未来を予測し、
描き、自分の頭でモノを考えて、
判断して、
自分で決めるしかないんです。
誰も自分の未来に責任を取ってくれません。
誰も自分の人生の答えを教えてくれません。
他ならない自分自身を除いては。
↓
https://www.reservestock.jp/inquiry/88549
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