立松季久江
立松季久江

ベランダオーガニックのすすめ 〜種と旬〜

2020/4/ 1配信


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皆様


 


おはようございます

立松季久江(Kikue)です。

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4月になりましたね。


 


今年は、


暖冬だと言われていましたが、


東京では、桜が満開の時期に


まさかの雪が降り、


寒暖差の激しい年です。


 


 


種と温度


ベランダオーガニックの勧め


今日から3日間は、


基本の種や肥料、そして実践編


まで綴ります。


 


今日は野菜の基本、種の話です。


 


気温の変動が大きい時期ですが、


野菜の種は種類により、


適する温度や光の関係と、


水やりの頻度や


タイミングも異なります。


 


「発芽温度」


という言葉を聞いたことがありますか?


実は、植物の種類により、


芽が出る温度は異なります。


 


その温度の幅は、


15度〜30度くらいまで幅広く


育てたい野菜の種に


適した温度でないと


芽が出ない、ということがおこります。


 


野菜の発芽温度の目安は


15〜20℃ レタス、ほうれん草


15〜25℃ にんじん


15〜30℃ キャベツ、大根


20〜25℃ ブロッコリー、白菜


20〜30℃ トマト、なす、


25〜30℃ きゅうり、かぼちゃ


といった具合です。


 


野菜ごとの温度を知っていると便利ですが、


通常は種の袋に、


発芽温度も記載されているものも多いので


参考にしましょう。


 


 


光と水の関係


野菜が育つ上で、


光は重要な役割を持ちますが、


発芽の際には、必ず必要というわけではありません。


 


種ごとで3つの異なる性質があります。


・好光性


・中間性


・嫌光性


 


好光性は、発芽の時に光を必要とする種です。


中間性は、光の影響を受けません。


嫌光性は、光が当たると発芽が抑制されます。


 


参考までに、代表的な野菜です。


好光性の野菜:にんじん、春菊、しそ


嫌光性の野菜:大根、かぼちゃ、ねぎ


 


また、種を発芽させるには


水は不可欠ですが、


種を入れて、水をやりすぎると、


土の中に空気が入る隙間がなくなり、


酸素不足で、芽が出なくなってしまいます。


 


逆に、土が乾きすぎても芽は出ませんので、


表面が乾いてきたら水をやる程度で


土と水のバランスが安定するように


しましょう。


 



 


 


種の種類


野菜の種の袋を初めて買った時に


原産国が、


海外の名前になっていたことを覚えています。


 


農水省のサイトには、 


日本には、


種を生産する条件の揃うところが少なく、


また、種の生産はコストもかかるため


海外で作られているものが多い、


と書かれていました。


 


種には、固定種といって


ずっと同じ種類の植物の


種を取り続けているものもあります。


固定種の中にも、


同じ地域でずっと取り続けている種を


在来種と言います。


 


種を作る場所は様々ありますが、


種になる野菜に農薬をしっかりかけている場合、


種の安全性も疑問が出ますよね。


 


種の話は、知れば知るほど奥が深いですが、


まずは、できるだけ安全なものを選びたいもの。


 


種の袋には、


使った農薬が書かれていますので、


参考にしてみてください。


 


インターネットでも、


農薬を使っていない種は買えるので


活用してみるのも良いかと思います。



 


 


旬の野菜


流通が発達した現代では、


全国の野菜が流通しています。


 


スーパーマーケットで、


もう筍が出ている、と思えば、


熊本県産だった、


ということはよくありますよね。


 


また、ハウス栽培の発展により


冬でもトマトやキュウリが販売されています。


 


種にも、秋から作る


ハウス栽培用の品種も出ているくらい


旬はいつなのか?がわからなくなっています。


 


しかし、旬の野菜と言われる


いわゆるその時期の気候にあった野菜を食べると、


旬ではない時に比べて、栄養価は倍以上多く


味も濃く美味しい、


そして、その時期の体調を整えてくれる


成分が多く摂取できる、というメリットがあります。


 


ベランダオーガニックを実践して


野菜を育ててみるとわかりますが、


野菜ごとで、種を植える時期は決まっていて、


その時期以外に植えてしまうと、


発芽ができなかったり、


成長しなかったり、


花が咲かなかったり


生育がスムーズにいきません。


 


スーパーマーケットでは、


いつでもキュウリやトマトやレタスが買える、


年中欲しい野菜は手に入る、


そんな当たり前のことが、実は、


自然に沿った当たり前ではなかった、


ということが発見できます。


 


冬にトマトやキュウリなどの


夏野菜を食べると


体が冷えやすくなります。


夏の野菜は、暑い時に食べるからこそ、


余分な熱を外に出してくれるのです。


 


季節にあった野菜を食べることで、


体調や免疫機能を整えることにもつながります。


 


ベランダオーガニックを始めることで、


季節ごとの野菜の成長や味を知り、


本来の自然を感じるきっかけになればと思います。


 



 


あなたやあなたの大切な家族が


今日も健康でハッピーな1日を送れますように。


 


 



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