岡田鉄平
岡田鉄平

【TON】言葉とは関係性。

2020/3/31配信



































皆様











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どうも
岡田です。



今日は他に
書かなきゃいけないものが
5000文字ほどあるので

メルマガを
自粛しようかなと
思ったのですが、


やっぱり
書きたくなったので
書きます。




実は先週の日曜に
ウチの祖母・マツが
他界いたしまして。



そして

3月30日が
誕生日でしたので

もう1週間
寿命が続けば

99歳の誕生日を
昨日迎えているはずでした。



100まで
もうちょっと!
と思う部分もあったり


いや~
大往生だなぁと
思う部分もあったり、


妹から亡くなったと
聞いた時には

なんとも
複雑な気持ちでしたね。



最後の5年くらいは
寝たきりになってしまい
あまりまともに

話すことが
できなかったのですが、


基本的に
ミラクルばばあでして


誕生日や
クリスマスなどには
ケーキを作り、

季節行事には
柏餅やおはぎを作り、

毎日10キロ近くを
散歩し倒す生活を
90近くまでやっていたので

 

そんな生命力の強い
ばあちゃんでも亡くなる時は
亡くなるんだなぁと

その現実を受け入れるのが
難しかったのかもしれません。





しかも

今、世の中の情勢が
こんなじゃないですか。



迂闊に
飛行機でビューンと

東京行って
群馬行って
お葬式で見送って…

とするには移動も多いし
どこかでコロ助を拾う確率が
家でじっとしてるよりも
格段に上がります。


また仮にボクは
平気だとしても

参列者は60過ぎの
高齢者ばかり。



万が一
どこかで拾って
感染させたら

それこそ
エラいことに
なりかねませんので

祖母への想いはありつつも
お通夜・葬式への参列は
控えさせてもらったのですね。




そんなこともあって
なおさら

祖母の死に対する
実感がわかなかったのです。



兄と妹とのLINEの中で
二人が祖母との思い出を
シェアし合っていたのですが、

その思い出に対して
「わかるー」という気持ちは
あっても、それを懐かしんで


ああ、おばあちゃん
ありがとう。。。泣

という状態になっても
おかしくなさそうなのに

共感できても
涙は出ないみたいな。



毎回メルマガで
変なことばかりを書きすぎて
涙腺が逆に壊れたのかと
思いながら

風呂に入っていましたら
ふとあることを閃きました。



そうだ、
ばあちゃんに手紙を書こう。



お通夜にも葬式にも
行けませんので、

ボクからの手紙だけでも
棺桶に入れてあの世に
持っていってもらえたら。



そう考えて
深夜の2時ごろから
書き始めたのですね。



でね、普通が何か
ちょっとわかりませんが、

祖母に宛てる
最期の手紙になるとしたら

割とこぎれいな
感謝の気持ちばかりが
出てくるのかな~?
自分でも予想してたのですが


それが一切
出てこないんです。



自分でも不思議なくらい
どうでもいいことばかり
思い出されまして…


その昔、祖母が来た
幼稚園の参観日に
他の児童や児童の祖父母が
多数いる前でボクが

「オレはオカダテッペイだ!」

と全力で叫び
場の空気を凍てつかせたこと
ありましたよね、とか。



30万かけて作った
補聴器を一切使わずに
常に爆音で
テレビを見てましたよね、とか。


玄関先に現れた
見ず知らずの若者から
歌を歌われた挙句に
なぜか高級羽毛布団を
買わされてましたよね、とか。


肺がんの快気祝いで
「たくさんお世話になったから
 これから迷惑をかけず…」と
手紙を読んだ数日後に

踏み台から転げ落ちて
骨折してましたよね、とか。



そんなことばかりが
ずっと思い出されるので

ボクも自分に
嘘はつきたくないと
思い出されるままに
書いてたんですよ。


もちろん、書いてる間は
ずっとニヤニヤしながら。


涙なんて出やしません。



ただ、やはり不思議で
なんで最期の手紙にまで
こんなことばかりを
書いてるのかな~と思いながら


ふとその手紙を読む
祖母を想像したんです。



そしたらですね、
ボクがよく言われていた
お決まりのフレーズ
思い出しました。



「何言ってんだい、この子は」



ああ、コレ
きっと言いそうだな~。


なんて思った瞬間
ブワッと。


ブワッと
祖母の表情や声が
目に浮かびまして…


ちょっとだけ
ニヤッとしながら

でも少し嬉しそうに
言っていたその顔が
鮮明に出てきたんです。



そして気づいたら


ワタクシ
泣いてましたよね。



ああ、そうかと。



きっとコレが
ボクと祖母の関係なんだと。




いつもボクがどれだけ
目の前でふざけようとも
それを無条件の愛で受け入れる
その言葉が


「何言ってんだい、この子は」


だったのです。



ボクは
その言葉を聞くことで

祖母からの
愛を感じていたんだなと
改めて実感しました。



だから最期の手紙でも
その言葉が聞きたくて
ボクはどうでもいいことを
つらつらと書いていたんだと。




ボク以外の誰かに言っても
きっと響くことのない言葉です。


でも、ボクにとっては
最高に心に刺さる
祖母との記憶が詰まった言葉。




キャッチコピーの書き方で
万能なフレーズはないか?など
たまに聞かれることもありますし、

ボクもかつては
万人に刺さる言葉があるんじゃないか
と考えたこともありました。



しかし、追求するほど
そんなものはありません。



それは言葉が
人と人との間に
生まれる有機的なものだから。



誰が誰に伝えるのか?


誰と誰の間に
生まれ得る言葉なのか?




やはり

二者の関係性を
深く考えることで
突き刺さるメッセージが
生まれるんだなぁと

最期の最後、祖母に
教えてもらった気分です。




今日は終始
ボクの身の上話でしたが
読んで頂き
ありがとうございました。



ではまた!




岡田鉄平
















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