藤堂 昌恒
藤堂 昌恒

仕事の課外授業(vol.861)「一切の物は」

2020/3/13配信
((full_name))

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◇◆ 仕事の課外授業(講義23) ◆◇
   
       道をひらく

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〔1〕(vol.861)「一切の物は」

〔2〕「ちとえ藤堂塾正会員」制度のご案内

〔3〕 今週の「人生好転メールマガジン」

 
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〔1〕(vol.861)「一切の物は」

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♪♪ キ~ンコ~ンカ~ンコ~~~~ン ♪


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「一切の物は」


 見方によっては、世に存在する一切の物は
 不要ではない、といえるのではなかろうか。

 人体において不要分として排出された人糞
 でさえ、畑にまけば作物をよく育てるので
 ある。

 青カビも医学分野で用いられるようになっ
 たし、ウィルスやペスト菌でさえ、いまに
 利用する道が生まれるかもしれない。

 存在価値がありながら、利用の方法がまだ
 見いだせていないために毒物となっている
 物も数多いだろう。

 このように考えると、人類進歩の道は無限
 にあるといってもよいと思う。


        (『思うまま』松下幸之助)
  

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私たちの「ものの見方、考え方」には、

 「前提」というものが働いています。

例えば、

 「見えれば、信じる」という人と、
 「信じたら、見えてくる」という人では、

その「前提」が違います。

 「性善説」と「性悪説」では、
 
その「育て方」が違うでしょう。

また、次のような実験の話を
聞いたことがあります。

 ある学生の集団を適当に二分し、

 一方のグループを、
 ある先生に、何も伝えず教育してもらい、

 もう一方のグループを、
 別の先生に、

 「このグループは将来有望な人材として
 選ばれた学生たちです」

 とウソの紹介して、教育を任せたのです。

 その結果、

 後者のグループの学生の方が、
 圧倒的に高い学力を身につけた

 というのです。


「前提」には、

 このような力があります。
 

これは、「人」だけでなく、

 「もの」においても同じかもしれません。

 「利用価値」があれば使う

という考え方がある一方で、

 「世の中に、価値のないものはない」

と考えることで、

 そのものの「生かし方」を見つける

ということもできるでしょう。


これは、「こと」においても言えます。

よく、

 「方法があればやる」

という人がいますが、

 「出来ると信じて取り組めば、
  方法は後から見つかる」という考え方

もあるわけです。


私たちは、

 「自分の仮説を証明するように生きる」

と言われます。

この「仮説」に当たるもののひとつが、

 この「前程」です。

問題なのは、

 現実が「自分の仮説と違った」とき、

 「仮説」を修正するか、

それとも、

 それでも「仮説」を証明しようとするか?!

です。

一般的には、

 自分の「仮説」を修正するのではなく、

それでも、

 その「仮説」に合う情報を集めたり、
 実証を探したりする

というケースが多いようです。


こういった「仮説」は、

 「人の評価」を左右することもあります。

 「これくらいのことは出来るはずだ」

という前提で進めると、

 「出来ない人」が問題になります。

その人が、「他のこと」は出来ていても、

 「その出来ないこと」が問題になる

のです。

「職場」というのは、

 一人の人間に、
 アレもコレも要求してきます。

ほんとうは、

 何か一つ強みがあれば、それで十分で、

あとは、

 「助け合い、補い合えばいい」

のかもしれません。

しかし、現実は、

 なかなかそうは言っていられません。


「全体像」をいろんな基準で判断すると、

 総合点で「優劣」がついたりしますが、

 「その人の価値、そのものの価値」

という見方をすれば、

 「それぞれの違う価値」

が浮かび上がってきます。


 「道具としての価値」よりも

 「価値そのもの」を認め合いたいものです。

本来は、

 すべてに「存在の価値」があり、

 すべてが「価値のある存在」なのでしょう。

 

♪ キ~ンコ~ンカ~ンコ~~~~~ン ♪♪


 今回もお読みいただき
 ありがとうございました。



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〔3〕 今週の「人生好転の智&慧」

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第2030号 十年、偉大なり

 「意志が弱い」のではなく、
 「工夫する力」が足りない。

第2031号 自分の尺度を持つ

 必要なのは、「自分のモノサシ」と
 「自分の尺度」である。

第2032号 節を越える

 難題を通して、「志」が問われる。

第2033号 揺るぎない節

 やってできないことはないが、
 「できればやりたくないなー」
 というものを思いきってやってみる。


本日「第2034号」を配信いたします。


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