【第283回】世界のオイスター三昧と & 必殺 暖炉バー♪ Ⅱ
【第283回】世界のオイスター三昧と & 必殺 暖炉バー♪ Ⅱ
”グルメデート専門コンサルタント”の津村浩介です。
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1)フランスが牡蠣の「生食」NO1って、本当?
ところで、魚介類の生食をほとんどしない欧州、フランスがなぜ、オイスターだけは、生で食べるのかご存知ですか?
日本人は、牡蠣を生だけでなく、加熱して食べる(カキフライ、カキ鍋、焼き牡蠣、牡蠣そば、牡蠣具ランタンと何でもありますね)ますが、「生食」に限っていうと、フランスが世界一の消費国なのだそうです。
それは、なぜか。面白い話なので、彼女への薀蓄(うんちく)にもなるので、ご紹介しておきます。
牡蠣は、水揚げしたあとは、呼吸し、自身の栄養を消費しながら生きながらえることができます。冷蔵技術のない当時、産地である海沿いから、内陸のパリまでの馬車での陸路が3日~5日かかっても、まだ生きていた=腐らない、という生命力を持ちます。
一方で、フランス人シェフ達は、とにかく、ソースが命。何人ものシェフが、生牡蠣を調理し、それに合うソースを作り出そうと悪戦苦闘しましたが、結局、「牡蠣だけは、生食が一番おいしい」という結論に至ったからだとか。
つまり、こと牡蠣に関していえば、ほのかに香るその産地の海の香を含めて、ズズーッと音を立てて食べるのが、一番おいしいというわけですね。
2)おかわり♪
さて、そんな話をしつつ、豪快に生牡蠣の喉越しを楽しみ、シャブリで流し込みましょう。
6種盛りでも足りなければ、追加オーダーですね。気に入った牡蠣をリピートするのも良し、まだ食べていない牡蠣にトライするのも良し。
僕らは、お店の人が「これは濃厚です」と勧めてくれた「Kusshi」(確か、オーストラリア産)と、6種盛りの中で一番おいしいと感じた「こながい」(これは、日本、長崎産)をオーダーしました。
3)生牡蠣って妖しい♪
さて、もう一つ、フランスと牡蠣の薀蓄(うんちく)です。
もそもフランスでは、生牡蠣には媚薬的効果があると信じられていました。
そんな話を、彼女にもしてみましょう。海のミルクといわれる牡蠣は、グリコーゲン、タウリン(リポビタンDにも入ってる、あれですね)を多く含み、栄養満点。その昔、フランス人の男どもは、生牡蠣をきゅっと流し込んでは、夜の街に繰り出した、といいます。
そして、生牡蠣を、殻からちゅっと一気にお口に吸い込むというのは、かなり、本能的な行為。彼女のそんなお口を見てると、タウリンで元気になった男たちは、ムクムクしてくるのかもね。
そして、その『食感』がまた、怪しいではないですか。そして、『触感』も。
4)〆は絶品クラムチャウダー♪
生牡蠣は、結構食べ応えがあって、おなか一杯になります。
でも、〆には、ここのクラムチャウダーは外せません。「濃厚さ」と「塩加減」が日本人好みに、絶妙にアレンジされているからですね。
一般的に、「クラムチャウダー」というと思い浮かべるのが、写真左手の「ニューイングランド風クラムチャウダー」だろう。本場、アメリカでもこちらのほうが幅を利かせています。
でも、ここは、もう一つの「マンハッタンクラムチャウダー」も提供しています。ご覧の通り、こちらはトマトベース。彼女と2人で、食べ比べてみるのがおススメ。
僕達は、メジャーな「ニューイングランド風」を通常サイズで、「マンハッタンクラムチャウダー」をハーフサイズでオーダーして、食べ比べを楽しみました。どちらも、クラッカーがついてくるので、好みで、割って砕いて、チャウダーに入れてもいいし、別に食べてもいいですね。
ああ、おなか一杯。では、この、満足感を共有して、2軒目へ。そう、この季節最後になるだろう、とっておきの「暖炉バー」に彼女を誘いましょう。
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津村浩介
”グルメデート専門コンサルタント”
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