青山 雅明
青山 雅明

今日が最後だとわかっていたら

2020/2/13配信


皆様


Holistic Art Center Tulsiの青山 雅明です。



 


2月8日、9日と福島県、南相馬市の小高区の画房「小高の四季」を運営している友人の杉田和人さんにお招き頂いたので虚無僧尺八(法竹)と倍音歌唱弾き語りLIVE&ワークショップを行なってきました。


 


車で行ったので、通過する浪江町では帰宅困難区域で通行止めの道が沢山あり、無人の商店や崩れた家などを迷いながらたどり着きました。


小高区は2016年に避難解除されてようやく人が住めるようになったそうです。


 


主に地元の方々や、旅館の女将さん、オランダからこられたジャーナリストの方などで温かく迎えて頂き、貴重なお話も伺うことが出来ました。


 


今日が最後だとわかっていたら


津波や地震や原発の事故などで、小高区の1万3千人ほどの人たちが一旦街を離れなければならなくなりました。


人が離れている間に、自然は再生してサルやイノシシやウサギなど野生の動物たちが増え


数は少ないながら鮭も川に戻ってきているそうです。


 


今は帰還された方や移住して来た方などを含めて3千人ほどの人が住み再建に向けて生活をされています。


 


 


 ご家族や近しい人を亡くされた方も多く、


毎日、家族や友人と日常を過ごせるありがたさを忘れてはいけないなと思いました。


 


9.11同時テロの後に広まったノーマ・コーネット・マレックさんの詩を思い出しました。


ノーマさんは、アメリカ・ケンタッキー州出身の詩人で


1989年に10歳亡くなった息子サムエルに捧げた詩


だそうです。


 


 


 

「最後だとわかっていたなら(Tomorrow Never Comes)」

 

 

あなたが眠りにつくのを見るのが
最後だとわかっていたら
わたしは もっとちゃんとカバーをかけて
神様にその魂を守ってくださるように祈っただろう

あなたがドアを出て行くのを見るのが
最後だとわかっていたら
わたしは あなたを抱きしめて キスをして
そしてまたもう一度呼び寄せて 抱きしめただろう

あなたが喜びに満ちた声をあげるのを聞くのが
最後だとわかっていたら
わたしは その一部始終をビデオにとって
毎日繰り返し見ただろう

あなたは言わなくても わかってくれていたかもしれないけれど
最後だとわかっていたなら
一言だけでもいい・・・「あなたを愛してる」と
わたしは 伝えただろう

たしかにいつも明日はやってくる
でももしそれがわたしの勘違いで
今日で全てが終わるのだとしたら、
わたしは 今日
どんなにあなたを愛しているか 伝えたい

そして わたしたちは 忘れないようにしたい

若い人にも 年老いた人にも
明日は誰にも約束されていないのだということを
愛する人を抱きしめられるのは
今日が最後になるかもしれないことを

明日が来るのを待っているなら
今日でもいいはず
もし明日が来ないとしたら
あなたは今日を後悔するだろうから

微笑みや 抱擁や キスをするための
ほんのちょっとの時間を どうして惜しんだのかと
忙しさを理由に
その人の最後の願いとなってしまったことを
どうして してあげられなかったのかと

だから 今日
あなたの大切な人たちを しっかりと抱きしめよう
そして その人を愛していること
いつでも いつまでも大切な存在だということを
そっと伝えよう

「ごめんね」や「許してね」や「ありがとう」や「気にしないで」を
伝える時を持とう
そうすれば もし明日が来ないとしても
あなたは今日を後悔しないだろうから




 


 


最後まで読んでいただいてありがとうございました。


本日も素敵な一日をお過ごし下さい。


 


 


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