佐藤 みはる
佐藤 みはる

「めまい」は更年期のエストロゲンの減少が関係しています。

2020/2/ 4配信


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皆様


更年期を幸年期にしたい!の想いで「女性の健康」と「更年期」の知識やセルフケアの方法などをお伝えしています。


ハイジア 代表の佐藤 みはるです。


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昨日のアメブロで、私が更年期の始まり位の時期に経験した「めまい」のことを書きました。


【体験談】更年期の入り口ぐらいの時に起きるめまい


 


めまいと更年期は関係あるのか?


 


実は、あるのですよ。


 


びっくりですねー。


 


実はエストロゲンの減少が、めまいを引き起こすことがわかってきています。


 


詳しくお伝えしますね。


 










私のようにいきなり、めまいが起きると不安にかられますね。


 


日本女性心身医学会のHP には


「めまい(眩暈)は目が回ること・目がくらむことと説明され、現代のストレス社会においては不定愁訴の一つとして中高年女性のみならず若年女性にも増加傾向にあります。」と書いています。


 


更年期における「めまい」を感じる頻度は、調査によって違うようです。


 


10%という調査結果もあれば34.4%という調査結果もあります。


 


更年期障害とその症状に関する調査 株式会社Qlife 平成252月」では、34.3%になっています。


 


私が聞く限りでは、一過性のめまいも含めると結構な人が「経験した」もしくは「今もフワフワとする」と言っています。


 










一般的にめまいには大きくわけて


①回転型:自分がぐるぐる回る、天井が回るなど


②動揺型:体がふらふらする、船にゆられているなど


③失神型:目の前が暗くなる、頭から血が引くなど


があります。


 


 


めまいを起こす原因は


回転型の場合


 メニエール病、良性発作性頭位めまい感、突発性難聴、前庭神経炎、腫瘍など末梢性のもの


 血管障害、変形疾患、などの脳幹や小脳、延髄など中枢性のものがあります。


動揺型の場合


 各種神経筋疾患、緊張性頭痛、前庭機能障害、血管障害、腫瘍があります


失神型の場合


 血管迷走神経反射(痛み、ストレス)、排尿・排便・咳などによる反射、頚動脈洞過敏、


 起立性低血圧、不整脈などがあります。


 


他にも高血圧、貧血、甲状腺機能低下症、うつ病やパニック障害などの精神神経疾患からくるものなどがあります。


 


更年期に多いのは、 良性発作性頭位めまい症です。


 


良性発作性頭位めまい症はエストロゲンの減少が関係しているそうです。


 


本当にエストロゲンっていろいろな役割をもっているのですねぇ。


 










原因は、耳石器(じせきき)からはがれ落ちて三半規管(さんはんきかん)の中にたまった耳石(じせき)(カルシウムの小さな粒)です。



















 耳石器から耳石がはがれ落ちる原因には、スポーツなどで頭を打ったりする衝撃のほか、骨粗しょう症のように、カルシウムの代謝障害が関係している可能性があります。


 


更年期にはいるとカルシウムの代謝が落ちてくるのですね。


 


その結果、耳石がはがれやすくなり、めまいを起こします。


 


良性発作性頭位めまい症は、骨粗しょう症と同様に、中高年の女性に多い病気と言われています。


 


最近のNHK健康チャンネル 


こちらもわかりやすいので参照にしてみてください。





















 










実際に更年期障害を訴えて耳鼻咽喉科を受診しためまいについて調べてみると


良性発作性頭位めまい症が、56.2% メニエール病が17.8%  だったという報告があります。


 


ただ、更年期症状として頻度の高い症状ではありますが、元になっている病気がないかの鑑別も非常に大事ですので「更年期の症状だから」と自己判断せず、一度は病院を受診してみましょう。


 


特に病気がなければ、セルフケアをして行きます。




















 


セルフケアの方法










めまいを一度起こすと、また起きるのでは・・、出先でめまいを起こしたらどうしようと不安にもなりますが、そこは、一歩踏み出してセルフケアを行いながら、いつもの生活に戻しましょう。


 


病気によるめまいではないこと、良性発作性頭位めまい症が軽快したあとは、セルフケアに努めます。


 


更年期は、いろいろなストレスがあります。


 


ストレスが原因のひとつになっていることも多いので、仕事や家庭でのストレスの軽減に心がけ、生活習慣を見直して、自律神経のバランスを整えます。


 


睡眠の確保、趣味やスポーツなどリラックスすることも必要ですね。


 


閉経に至るまでに、月経量が多いときもあります。貧血になっていることも。


食事に気をつけること治療が必要なこともあるかもしれません。


 


頭部の血行促進、起立性低血圧を予防するためにも、ヨガ、整体、ピラティスなどの運動もいいでしょう。


 


アロマケアもいいかもしれませんね。


めまいには、ジェニパーベリー・マジョラム・ネロリ がいいようです。


 


 (アロマの飲用、アロマの原液塗布はお勧めできません。正しい使い方をしてくださいね)


 


漢方薬も専門店で相談してみるのもいいと思います。


 


私は、一度回転性のめまいを起こしたきり、そのあとは起きてはいません。


 


めまいが起きると不安になりますが、更年期かも・・と思うと少し安心できると思います。


 


めまいと更年期の関係を知らない方が多いので、今回は詳しくお伝えしまsた。


 










ただ、このように書くと、めまいは更年期の症状のひとつだから心配ないわ・・とは思われがちですが、まず受診して他の病気が隠れていないかを調べてもらうことが肝心です。


 


めまいも生活の質に影響を与える症状です。


 


めまいが起きたら、自分の健康や生活習慣を見直す時期と思ってくださいね。


 


最後までお読みいただき、ありがとうございました。


 


 


 



  

 


 


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こんばんわ!

更年期を幸年期にしたい!の想いで「女性の健康」と「更年期」の知識やセルフケアの方法などをお伝えしています。

ハイジア 代表の佐藤 みはるです。




 


 








 


 


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