藤堂 昌恒
仕事の課外授業（vol.855）「物のありがたさ」
2020/1/31配信
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◇◆ 仕事の課外授業（講義２３） ◆◇
道をひらく
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〔１〕（vol.855)「物のありがたさ」
〔２〕「ちとえ藤堂塾」のご案内
〔３〕「ちとえ藤堂塾正会員」制度のご案内
〔４〕 今週の「人生好転メールマガジン」
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〔１〕（vol.855）「物のありがたさ」
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♪♪ キ～ンコ～ンカ～ンコ～～～～ン ♪
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「物のありがたさ」
どんな物にも、
それをつくった人の魂がこもっており、
それだけの高い価値をもっている。
ところが、物が豊富につくられ、ときには
ありあまるほどになってきたせいか、
最近はともすれば、ものの有難さが
軽視される傾向にあるような気がする。
たくさんあるから価値が少ないとか、
無造作に使ってもいいなどと考えるのでは
なく、
たとえ一度で使い捨てる物でも、
それを使わせてもらうことに対して
感謝の気持ちを持ちたい。
使うほうにそういう気持ちがあってこそ
はじめて、
つくる人も喜びをもってよりよいものを
生み出すことができるようになるのだと
思う。
（『思うまま』松下幸之助）
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私たちは、
「たくさんあるもの」や
「いつでも手に入るもの」を
「雑に扱う」傾向があるようです。
いつの間にか、
「使い捨て」が一般的になり、
「修理して使う」というようなことは、
ほんとうに希なケースになりました。
その分、
物に対する「愛着」がなく、
全体的に、
「物の扱い方」は雑になっています。
そして、それは、
その「捨て方」にも現れているようです。
実際、「物の見方」はさまざまですが、
「物」には、
その「背景」というものがあります。
使っている「ボールペン」ひとつを
とってみても
いま、急に現れたわけではなく、
このカタチになるまでに
何年もの試行錯誤を積み重ねてきた
のです。
それを研究し開発してきた人が
時代を越えて、たくさんいる
のです。
その様子をドラマ化すると、
以前の「プロジェクトＸ」並みの物語
が、一つひとつの物の背景にあるのです。
その「背景」まで知ってしまうと、
ペンひとつでも、見方が変わります。
これを、二宮尊徳翁は、
物の「徳」を知ることである
と仰いました。
そして、
「徳」を知って、大事に使ったならば、
その姿勢は「徳に報いたこと」になる
のです。
このような視点で、周りを見渡すと、
あらゆる物が、
それぞれの「背景」を持ち、
そこには、
関わった人たちの「徳」が
びっしりと詰まっている
ということがわかるでしょう。
私たちは、だんだんと
この「徳」に報いることを
忘れてきてしまった
のかもしれません。
また、私たちは、いつの間にか
「物を作ること」から離れ、
「使うこと」ばかりに集中する
ようになりました。
「消費すること」専門になり、
「作る側の気持ち」を離れていった
のかもしれません。
人は、
自分が作ったものの「使われ方」
は気になるものです。
それは、そのまま
作る側の「遣り甲斐」にも繋がっている
でしょう。
「遣り甲斐のある仕事」は、
作る過程で込めらる「徳」にもなります。
そして、その「徳」を知ったなら、
「その徳に報いる」使い方
というものも生まれてくるでしょう。
それが、
幸之助さんが仰るような、いい循環になれば、
「ものづくり」について見直すこと
に繋がるかもしれません。
「消費ばかり」に偏っている生活
をちょっと見直しておきたいものです。
♪ キ～ンコ～ンカ～ンコ～～～～～ン ♪♪
今回もお読みいただき
ありがとうございました。
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〔２〕「ちとえ藤堂塾」のご案内
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次回の「ちとえ藤堂塾」は、
＜大阪会場＞ ２月 ２日（日）
13:00 ～ 16:00
テーマ：自分の道を歩むための
「新・人生戦略」
お申込みは、
⇒ https://resast.jp/events/403799
＜東京会場＞ ２月１６日（日）
13:00 ～ 16:00
テーマ：真のリーダーになるための
「覚悟とマインドセット」
お申込みは、
⇒ https://resast.jp/events/403802
※本年度は、また新しいスタイルで
お届けします！
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〔３〕「ちとえ藤堂塾 正会員」のご案内
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「ちとえ藤堂塾正会員」になって
いただきますと、
毎月新しい
「ちとえ藤堂塾」の講義動画を
ご覧いただくことができます。
もちろん、
アップしてある講義動画はすべて
視聴いただくことができます。
既に、約一年分の動画（45本）が
アップされており、
そこに、毎月追加されていきます。
「ちとえ藤堂塾」のほか、現在は
「帝王学」や『覚悟力』の講義
も見ることができます。
・お忙しくてご参加いただけない方
・日程がなかなか合わない方、
・会場が遠くてご参加が難しい方も、
スマホかＰＣがあれば、
いつでも、どこでも、何度でも
ご覧いただくことができますので、
ぜひ、ご利用ください。
さらに、正会員は、
東京・大阪・宮崎で開催中の
「ちとえ藤堂塾」の他、
アップしてあるコースのすべてに
無料でご参加いただけます。
塾で学んだ後の「振り返り用」として
もご活用ください。
特に「人間学講義」などは、
繰り返しご覧いただくといいでしょう。
「ちとえ藤堂塾正会員」についての
「詳細とお申込みのご案内」は、
下記をご覧ください。
⇒ https://resast.jp/conclusions/2440
なお、どのようなものか知りたい方は、
下記より、まず「準会員」にご登録いた
だき「サンプル動画」をご覧ください。
こちらは無料です。
⇒ https://resast.jp/subscribe/116302
不明な点などございましたら、
本メールの返信にてお問合せください。
これからも、よりお役に立てる講義を
お届けできますよう努力して参ります。
ちとえ藤堂塾 藤堂昌恒
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〔４〕 今週の「人生好転の智＆慧」
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第１９８８号 小事と大事
「気づいたときに手を打つ」ということが、
最大の問題解決力と言える。
第１９８９号 感染する習慣
「自分の習慣」を、
「真似」されていいものか？！
という視点で点検しておく。
第１９９０号 人物観察法
「外面」「動機」「満足するところ」
の三つをみれば、その人の性質は、
隠しきれるものではない。
第１９９１号 人と話すことは
人間関係においては、
振り回されないように、
何らかの「方針」を持っておく。
本日「第１９９２号」を配信いたします。
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