竹村享子
竹村享子

1月のお野菜~ほうれん草~

2020/1/14配信
皆様

おはようございます。
発酵ばあちゃんの季節の体にいい話
竹村享子です。

私は1月生まれなのでどちらかというと、夏よりも冬が好きです。
今年は暖冬でピリッとした冬の空気があまり感じられなく、半年後の夏が今から思いやられます。

気候変動とは言っても、その季節の旬の野菜というものがあります。
そして旬の野菜を陰陽調和の重ね煮で作っていただけたらと思います。

重ね煮は、美味しく健康的な料理が簡単にできて、いろんな旬の野菜が摂れるんです。
体験入門講座を行いますので、是非!

https://resast.jp/events/405113


■□■∞∞──ほうれん草──∞∞■□■

今では1年中出回っているほうれん草ですが、寒くなると一段とおいしくなります。
畑では冬のたんぽぽの葉と同じ様に、寒さをしのぐように葉を地面にピタッとつけ、赤い根っこはしっかり太くなり、夏のひょろひょろしたほうれん草とは姿が全く違います。

一つ一つの細胞がギュッと詰まって葉の緑が濃く、味も濃厚です。
冬野菜は自分が凍らないように寒くなると自然に糖度を増すのです。
旬の冬と、夏に出回っているほうれん草では、ビタミンAが5倍違うというデータもあります。

昔のほうれん草の葉は深い切れ込みがありましたが、最近のほうれん草の葉は丸いということにお気づきでしょうか?
原産地はトルコ東部からイラン北部一帯で、ペルシアではかなり古くから栽培されていました。
日本へ最初に入ったのは16世紀中ごろで、中国から長崎に伝えられました。東洋種といわれる葉の切れ込みが深い種類です。

葉の切れ込みが少なく、丸い形のほうれん草は西洋種で、江戸末期にフランスから導入されたそうですが、今栽培されているのはほとんど東洋種と西洋種の交配種です。

栄養分はカロテン、ビタミンB1、B2、ビタミンC、たんぱく質、鉄、葉酸、カルシウム、ヨードなどいろいろな栄養素をバランスよく含み、和洋中いろんな料理に使えるので本当に万能野菜です。

でも私は、今の丸葉のほうれん草はなんだか物足りなく、昔のほうれん草の方がほうれん草らしく美味しかった、と思うのですがどうでしょうか?



□■□∞∞──レ シ ピ──∞∞□■□

【ほうれん草の柚子酢和え】(4人分)

 *ほうれん草の緑、えのきだけの白、人参の緑がきれいな和え物です。
 *和え物は陰陽調和の重ね煮で調理すると、早くおいしくできて、野菜の種類も多く摂ることができるので本当にお薦めです。


<作り方>
① 次の野菜を下から順に鍋に入れていきます。えのき茸80gを長さを3等分する、ほうれん草150gを2~3㎝ながさに切る、人参20gを千切りする。
② ①のように材料を重ね、塩少々と水を大さじ2,3杯加えて、ふたをして火にかける。
③ 湯気が上がって香りがしてきたら混ぜ合わせ、火から下して鍋ごと冷ます。
④ いただく直前に醤油と柚子酢各大さじ1で和える。

*野菜は煮え過ぎないようにして下さい。和え物はさっと煮るだけでよいのです。






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竹村享子プロフィール
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田舎の農家に生まれ、畑の野菜の煮物や和え物といった毎日の食生活に不満を持っていた私。

結婚して大阪でのマンション暮らしを始めた時、憧れを持っていた、パンとスクランブルエッグ、果物、コーヒーというような朝食を毎日摂るようになりました。

子どもが3人生まれましたが、三女が喘息とアトピー性皮膚炎を併発したことにより、梅崎和子さんに出会って、陰陽調和料理を学びました。



戦後、肉、卵、乳製品が多い欧米食を取り入れたことにより、アトピー性皮膚炎やアレルギー疾患の子どもが増加、日本人には日本人に合った食べ方がある、ということを教わりました。

薬学部で学んだ私は、子どもの手が離れたら薬剤師として仕事をするつもりでしたが、「病気になってからの薬よりも、病気にならないように予防する食事が大事」という考えに至りました。

そして、梅崎さんと一緒に㈲いんやん倶楽部という料理教室の会社を立ち上げ、教室運営に10年間携わりました。



子どもたちが成長して田舎に帰ったことにより、自分が子どものときに嫌っていた野菜の多い食事が健康長寿にいいということを実感しました。

祖父母は97歳と96歳で亡くなりましたが、亡くなる直前まで心身ともに元気に過ごしていました。
ご飯、味噌汁、漬け物という朝食がよかったのではと思います。
また漬物は朝だけではなく、三度の食事で食べていました。

母が祖母から教わった麹から作るお味噌や漬け物を、今度は私が母から学びました。

気が付くと、農村であってもお味噌や漬物を自分で作る人が少なくなっています。
地元の小学校の総合の時間に、種まきから味噌作りまでする「大豆プロジェクト」を取り入れてもらったことにより、近所の子どもを持つお母さんたちにお味噌作りの輪が広がってきています。

お味噌だけではなく漬物などの発酵食を作りたいという人が、周りで増えてきています。
けれどももっとたくさんの方たちに伝統的な発酵食を伝えて、日本人の健康寿命を延ばしたいというのが私の願いです。


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