内山和久
内山和久

過去を否定する力

2019/12/23配信



こんばんは、内山です!


 


以前、ある優良企業に勤めている方から


こんな相談を受けたことがあります。


 


(今日お伝えする話はその方の許可を得ています)


 


とても参考になる話だと思うので


ぜひ参考にしてください。


 


=======ここから=========


 


【相談内容】


 


本当にやりたいと思えることがあるが


チャレンジすることができない。


 


【理由】


 


現在、働いている会社に入社するために


小学校の頃から受験戦争に勝ち抜き


日本でトップの大学に入りました。


 


大学に入った後も努力を続け


今の会社に就職して


これまで30年以上頑張ってきました。


 


私の会社は、世間からすごい評価され


両親や親戚からも認められています。


 


それは実に誇らしい気持ちです。


 


世間から見ると私は


典型的なエリートコースに見えると思いますが、


だからこそ、私は


その道から外れることができません。


 


もう20年くらい前から


今の会社を辞めて別の人生を


歩みたいと思っていました。


 


しかし、親や親戚の評価を下げるわけにはいかないし、


世間からすごいと認められる会社を


自分から辞めることに大きな抵抗があります。


 


そして何より、


 


自分の過去が全て間違っていたことを認める気がして


チャレンジすることができません。


 


どうすればいいと思いますか?


 


=======ここまで=========


 


この方は小学生の頃から必死に勉強をして


トップ大学、トップ企業に入られた


エリートを絵に描いたような人です。


 


もちろん年収も高く、社会的地位もあり


何不自由ない理想的な人に見えます。


 


他人から見れば、とても憧れる人でしょう。


 


もちろん、ご両親も自慢の息子だし、


親戚の方からしても、自分たちの身内で


エリートの人生を歩んでいる人が出たことで


とても誇らしい気分にしてくれます。


 


大切なことはここから、


 


今から言うことを自分のことだと思って


ぜひ、イメージしてみてください。


 


【Aさん(本人)の認識している世界】


 


Aさんの認識では、他人から羨ましがられ


憧れられていることを知っている。


 


そして社会的な信用があり、


銀行から大きな融資を受けることができるほど


社会的ステータスがあることも知っている。


 


さらに親にとっても自慢の息子で、


親戚の間でも非常に評価が高いことも知っている。


 


さらに親戚は、自分たちの子どもに対して、


 


『お前たちもAさんのように勉強を頑張って


あの人のような人間になりなさい』


 


と、言われていることまで知っています。


 


なんとなくイメージできましたか?


 


 


このような状況の中、今とは


全く別の人生を歩みたくなったら


あなたはどうしますか?


 


その人生とは今まで築き上げてきた


信頼や評価を一気に落としてしまうような


人生です。


 


30年以上勤めていた会社を辞めて


全く未知の領域に飛び出す行為。


 


もちろん親も悲しみ、


親戚からも「あいつはおかしくなったのか?」


と言れるかもしれません。


 


もちろん、安定した生活を


送れなくなるかもしれません。


 


さらに、あと15年くらい我慢して働けば


大きな退職金が貰えたかもしれません。


 


それでも、自分のやりたいことを選択するのは


非常に勇気のあることだと思うんですね。


 


実際に、Aさんは20年以上も、


この葛藤に苦しんできました。


 


そしてAさんの葛藤で非常に大きなものは、


 


「自分の過去を自分で否定する」


 


こと。


 


つまり【自己否定の葛藤】が非常に強いわけです。


 


なにしろ、


 


小学校の頃から、今の地位を手にすることを目標にし


小中高大と16年間も必死に勉強を続け、


過酷な受験競争や就職戦争を勝ち抜いてきた努力を


自分自身が一番よく知っています。


 


そうして手に入れた地位だからこそ


自分で捨てる勇気が持てません。


 


たとえ本当に進みたい人生があっても


自己否定になるから進めない。


 


これはエリートと呼ばれる人ほど


強い葛藤になります。


 


Aさんの葛藤の天秤は・・・


 



 


左側に、


 


親を含めた他人評価と社会的地位、


そして過去の努力は間違っていたと


認める自己否定が乗っています。


 


そして、右側には、


 


【本当にやってみたい新しい人生】


 


が乗っています。


 


 


この2つの葛藤は凄まじく


決断することは実に困難です。


 


Aさんの中で確実なのは、


 


「今の人生は本当に望んだ人生ではない」


 


ということ。


 


そしてAさんはとても頭がいい方なので


そのことに気づいています。


 


本当に実現したい【新しい人生】は、


全く別の所にあって、


許されることならチャレンジしてみたい。


 


そう思っているわけです。


 


 


もしかすると、【新しい人生】


Aさんにとって【生きがい】なのかもしれません。


 


 


親を含めた他人評価と社会的地位、


そして過去の努力は間違っていたと


認める自己否定。


 


 


これらを乗り越えることは


かなり【大きな試練】でしょう。


 


 


 なぜ、今回のスクールテーマは生きがいにしたのか?


 


 


それは、Aさんのような


人生の試練を受けている人に対して


必ず役に立つことができるからです。


 


 


過去にツライ試練があった方、


Aさんのように大きな葛藤を抱える方にとって


生きがいを見つけ、生きがいと共に歩む人生は


心から望んでいることでしょう。


 


今から非常にスピリチャル的な話をしますが、


 


俺は「試練」や「大きな葛藤」は


「生き方を変えた方がいいよ」という


神様からの合図だと思っています。


 


 


あえて神様という表現にしましたが、


それ以外に適切だと思える言葉が


見つからなかっただけです。


 


 


俺が思うことは、


「本当に実現したい人生」と「生きがい」は


言い方が違うだけで同じ意味だということ。


 


 


そして、「生きがい」とは


設定をするものではなく、


神様から与えて貰うものだと思うのです。


 


それは、ある瞬間、


 


「あれ?」


 


「もしかしたら自分が進むべき人生はこれかもしれない」


 


と思えるようなものです。


 


一種の啓示です。


 


 


以前、このメルマガでもお伝えした


村上春樹が、神宮球場で野球を観戦中に


なんの脈絡もなく急に


 


「もしかしたら、小説家になれるかもしれない」


 


と感じたのと同じ。


 


 


本来的には、なれるかもしれないではなく、


すでに「成っている」状態で


「それ」は降りてきます。


 


だからこそ、最初から臨場感が高く


失敗があっても突き進んでいける強さも


手に入れることができるわけですね。


 


もちろん、見える世界やステージも格段に上がり


寝る前には明日はこんなことにチャレンジしよう!


とワクワクしながら眠りにつき


 


朝は、「よし!今日もやっていくぞ!」という気持ちで


清々しく目が覚めます。


 


日々の生活が全て生きがいで満たされ


常にそのことで頭が一杯です。


 


もちろん失敗をして落ち込んだりもしますが、


次はこんなアプローチをしてみよう!と


すぐに前向きな気持ちに戻ることができます。


 


もちろん、そのような環境にいるので


生産性も高く経済的に困ることもありません。


 


生きがいの定義は


「情熱を注げることで、人の役に立つこと」


 


2020年、俺たちと一緒に生きがいを発見し、


生きがいと共に歩む人生を実現しませんか?


 


一人で困難に立ち向かうよりも


みんなで一丸となって進むから


見える世界があるのです。


 


そのために必要な環境は全て揃えました。


 


最後に、、、


 


あなたの天秤に「生きがい」を乗せませんか?


 


それでは! 


 


CE8期スクール募集中‼︎


 


早期割引終了まで残りあと3日です!


 


まずは入学試験からどうぞ。


http://c-efficacy.com/ce-school-8/


 


 


 


今後の案内が必要ない方はこちらから配信停止できます。


 https://resast.jp/page/ss/