こんにちは冨永のむ子です。

最初にお知らせ を二つほど。

その１）塾生のみなさま、クリスマス会の参加表明そろそろ締め切りますよー。

 https://bit.ly/2q5izdr

その２）年明けの講座について。

1月8日　オンラインお話会はお伝えしましたが、最近開催していなかった講座をいくつか復活！

1月25日（土）生まれ持った使命をひもとくグループセッション（一日）

http://www.jibunnoshinwa.com/?page_id=2971

1月30日（木）午前　魂の声を観る！　コラージュリーディング　（半日）

http://www.jibunnoshinwa.com/?page_id=1868

オンラインお話会以外の講座、受付開始しますね。お待ちしています。 

さてさて・・・本題です。

「ねえママ、神様はみんなを平等に作ったのかな？」

朝ご飯の時に突然次男が言いました。

「なんでそう思うの？」と聞くと・・

「象は、大きくて力もちじゃん？　チーターは足が速いじゃん？　人間は頭はいいけど、象みたいに力はないしチータより足が遅い。人間だけで見ても、勉強ができる子もいるけど、できない子もいて、

運動神経がいい子もいるけど、そうじゃない子もいて、お金持ちとか・・・日本は恵まれていて食べる物がたくさんあるけれど、そうじゃない国で食べ物がない子もいて・・・、

それってどういうことかなって思って・・・。

それは不公平じゃないの？　　神様はみんなを平等に作ったんじゃないの？」

と、聞かれました。

この朝の忙しい時に・・・・・・と思いつつ、これはとても大事な疑問だなと思ったので、私も大切に答えることに。

以下やりとり。

「ママも正解はわかんないんだけどさ・・・、世界中が象みたいに大きくて力持ちの生き物だけだったら、どんな世界になりそう？

学校で、みんなが、あなたみたいに、おもしろくてうるさい子だったら？　誰もあなたをおもしろいとは思わないし、教室がうるさすぎじゃない？　逆に、みんながパパみたいに静かでいつも黙っていたら？」

・・・しばらくじっと考えていた息子・・・頭に💡が！

 「わかった！　最終的に平等ってことか！」

私・・以下　の）

「平等っていう言葉があてはまるかはわからないけれど、頭がいい人の研究は、それ以外の人を助けるためにあるから、必要としてくれる人のために頭がいい人も頑張れるのかもね。サッカー選手だって、応援してくれる人がいるからがんばれるんだもんね」

息子・・　以下　子）

「自分が持っているものや得意なことを分け合えばいいんだ！　頭がいい人は、人のために頭を使えばいいし、

お金がたくさんある人は、お金を持っていない人にあげる？？？？（ここでつまる・・・）

の）

「あげるのもありだし、困っている人のために、それを使っていくこともできるよね。自分のためだけにお金使うだけじゃなくてね。

あとさ、誕生日の大きなケーキを、一人占めして食べるのと、みんなで一緒に食べるのと、どっちが嬉しい？」

子）

「うーん、みんな」

 の）

「ケーキは、ちょっと悩んじゃうか。たまには独り占めもしてみたいもんね、ママもそういう時あるし・・・

あ、今度の音楽会で、あなたは大太鼓をひとりでたたくでしょ？・・・」

（言いかけた言葉にかぶさるように）　

子）

「大太鼓だけだったら、音楽にならない！　　リコーダーがメロディーを吹かないと！　○○もいないと！　リコーダーだけだと寂しいけど、全部あわさったらすごい音楽になる！　　オレはリズム担当！　そっか！個性を発揮するってことか！」

の）

「そうだよね。それが楽しいよね。平等じゃないかもしれないけど調和するよね。その方がうれしくない？

同じじゃないからこそ、素敵なハーモニーが生まれるよね。神様はそれをさせたいんじゃない？　それぞれの個性を活かすから調和が生まれるよね！」

 ・・・・・・・・・・・・・

なんか息子が、この数日の私の葛藤にこたえてくれた気がしました。

一人ひとりが自分の神話を生きるようになることは、私の中では、彼の言うところの「最終的に平等」な世界。

つまり、世界の中で戦争や環境破壊がなくなることにつながっています。それは、宇宙の大調和。

 そしてそれはまずは自分の中で調和することからはじめる必要があるなと私は思っています。

自分が自分と闘うから、外側では人と闘う現実になる。

人と人とが争い合い奪い合い、虚無感から不要な富や名誉や快楽を追い求めるから、そのとばっちりが動物や植物や地球にいってしまう。

地球環境（に限らず自分が心からいいと思っているもの）に意識を向けつつも、自分の想いよりも人の目を気にしすぎるがゆえに、堂々と実践したり公言できない人もたくさん見てきました。

人類全体がそれらを手放さないと、人道的支援や偉大な活動は無意味になってしまう。

この地上はまだまだ多数決の世界だから。

だから、そうならないための一歩として、自分と自分が仲良くすること。

自分が自分を責めず、自分が自分を甘やかしすぎず、本当に生きたいように生きるためのサポートをしたい。私の事業の根っこにあるのはそこです。

地球全体が豊かに仲良くなって欲しい、という想いは幼い頃からうっすらあったようで、若い頃は、国連職員や海外青年派遣団に行きたいと思ったことがありました。

私は直接そこで何かをなす能力もスキルも、そして何よりも根性も覚悟もありませんでした。立派な人、とは到底いれないような人間だし・・。

でもだからって、そんな私が何もできないのではなく、手段が違うだけで、

私は私なりに世界が平和になり、苦しむ子供が減る方向に向かおうと願い、今の事業をしています。

私のやり方だけでは、それは何百年先かはわからないし、ハチドリのひとしずくかもしれないけれど、私はそれしかできないので・・・

立派な人になってからやろうと思うと、そんなのお墓に入ってからでも叶わないので・・。

自分でケーキ一人占めしたい時もあるようなせこいヤツだけど、わけたい気持ちだってあるんだから・・・、

とにかくやろうと。

でも、そういう純粋な想いって、すぐどこかに置き忘れてしまうのかもしれません。

アフガニスタンで銃殺された、中村哲さんの活動、そして訃報のニュースを知り、本当に頭が下がり、少しもんもんとしました。

私のやってることなんて上っ面かもなあと。

本当に大切なことを見据えて、自分の職業や立場を超越して人々のために自分を奉仕できると言われたら、私はためらうだろうし、何よりビビるだろうから。いや、実際にビビったので・・・。

20歳の頃にケニアとソマリアの国境付近で井戸掘りのボランティアをしたのですが、

水道どころか井戸すらない不衛生な現地の環境を、心から受け入れられることができず当時そんな自分を責めました。

そして、今もどこかでそんな自分を恥じていたんだなと気づきました。立派な人間じゃないし、だからそういう道は無理だなと・・・。そんな感覚を思い出したんですよね。

おまえには人を導くような覚悟も根性もないよ。ふだん覚悟とか言ってるくせに、お前が一番甘ちゃんのきれいごとやろうなんだよ。

みたいな気持ちになった数日でした。これまさに思考の声ね。思考の声は厳しいよ。ほんとうに。。。

でも、中村医師のようになれない私でも、できることがあるはずで。人と比べるから思考がダメ出しをするんだよね。

私は私のやり方で平和な世界を作る方向に向かうしかない。それしかできないんだから、やれと。

自分の微力さを嘆いて思考で自分を責め裁き流す涙に酔いしれて、自分の立ち位置から逃げることは、結果としては、彼のような偉大な人の命を賭した努力の足を引っ張ることと同じだなと。

高潔な偉大な人物じゃないからこそ、思考の声の厳しさに翻弄される私だからこそできることがあるはずなんですよね。

・・・・

太鼓が得意な人、リコーダーが得意な人、歌が得意な人、そして聞いてくれる人、応援する人、それぞれが自分の役割を自分の等身大で、目の前の現場で果たすだけ。ただそれだけ。

偉大であろうと、微力であろうと。センターであろうと、裏方であろうと。

それはあなたも同じだよ！

微力で未熟な私が、そんな等身大の自分でできる役割は、未熟な微力軍団に、あきらめずに一緒に進もうよって言うことかもしれない。

自分のお役目を等身大で、目の前の現場で果たすサポート。

そしてそれを実現していく場が、自分の神話塾や起業家版自分の神話塾。ひとりひとりが自分を生きるように。そういうことなんだな。。。

と、この数日もやっとしていたことを、今朝次男がまとめてくれた気がしたので、そのまま書いておきます。宣言していた動画配信は次回ってことで。

明日は、【起業家版　自分の神話塾】　4か月目に入ります。参加メンバーの面々は、それぞれにやる事業は違うけれど、子供や、女性や、未来の日本を明るくしたいという想いにあふれた人たちばかり。

手段は違っても向かう方向は同じ。微力であっても、非力じゃないから。

イワシの群れみたいに、同じ方向を向いて（でもそれぞれのペースで）世界を変えていきましょう！　

金曜からスタートする、【自分の神話塾】に集まって下さるみなさんも同じはず。目の前の現場で、自分を生きることが、世界を幸せにする一歩です。お会いできること、楽しみにしています。

13日開講の　自分の神話塾　こちら残枠ございます。

共感くださあなた、ご縁があればお待ちしてますね。

詳細・お申込みはこちら。