プロバンスの郷土料理も観点で作るとヘルシーに〜SDGsの勉強会でランチ担当
皆様、ちょっとご無沙汰!サカイ優佳子です。
少し忙しい日が続き、昨夜はまたも9時間睡眠。
6時半過ぎにすでにソファで寝落ち(これは9時間のカウントに入ってないです)。
8時過ぎにはベッドに。夜中に30分ほど起きたのですが、すぐまた寝てしまいました。
「よく寝るわ〜」と我ながらびっくりです。
土曜日は、SDGsの勉強会でランチを担当させていただきました。
最終回3回目のランチ作りも乾物たっぷり
SDGs国連公式コーディネーターの山岡仁美さんにお声がけいただいて、山岡さんが講師をつとめる勉強会でのランチ創りも最終回3回目となりました。
今回も全品乾物を使ったお料理を作らせていただきました。
こんな料理を創りました!
プロバンスの伝統料理ジャンボンペルシーのアレンジ。
本場では牛の骨を煮出してその煮凝りでハムとパセリを固めるのですが、寒天で固めました。
その分ヘルシーな上に手軽に作ることができます。
自家製マスタードを添えて。
普段は飾り物程度にしか使わないパセリ。
1束全て投入。使い切りメニューでもあります。
そのまま食べたら肉?と思うかもしれないどっしり感の招待は実はくるみ、アーモンド、カシューナッツ。
ナッツローフです。
これに、かんぴょうと紅玉のシナモン風味の白ワイン煮を添えて。
かんぴょうといえばかんぴょう巻きくらいしか思い浮かばない人がほとんどではないでしょうか。
原料が瓜と思えば、いろいろな使い道が考えられそうですよね。
数年前に栃木のかんぴょう業者さんを訪れた時に立ち寄ったお店では、かんぴょうを使ったいろいろな料理が出され、良い刺激になりました。
黒きくらげと白キクラゲのサラダ。
「きくらげをこんなに大量に食べたことがない!」という声も。
きくらげはさっと湯通ししたらサラダで食べるの、お勧めです。黒のシャキシャキ感、白のふにゃふにゃ感がいい感じです。紫玉ねぎとルッコラとともに。
オリーブオイル3とホワイトバルサミコ1に塩胡椒だけのシンプルドレッシグで。
ヨーグルトで戻した切干し大根とホタテの米粉グラタン。
切干し大根をヨーグルトで戻している分、旨味と栄養の取りこぼしなく、ヨーグルトの酸味でさっぱりした味に。
さらに干し椎茸の戻し汁を少量加えることで旨味アップ。
干し椎茸に含まれるグアニル酸は、グルタミン酸(旨味成分)を感じやすくしてくれる働きをするのです。
小麦粉ではなく米粉を使っていることで、ホワイトソース作り不要なため、バターを使うこともなく、おまけに手軽に作れます(牛乳と米粉を冷たいうちに混ぜとかして加えるだけ)。
手前に見えるのは、レンズ豆、干し人参、干し椎茸、干し玉ねぎ、ナッツ、レーズンが具材のビリヤニ風(インド風ピラフ)。
下ごしらえしたあと炊飯器にかけたら、高速モードにしたせいかピピッとなったのに芯が残っていることを発見!
ちょっと焦りましたが、鍋に移して炊き上げました。
水を加えざるをえなくなった分、少し味がボケたかもw。
朝、庭から収穫した柚子を絞って召し上がっていただきました。お好みの方には香菜をトッピング。
車麩と干し椎茸の旨味たっぷりスープ
昆布出汁で一晩戻した車麩と干し椎茸を鶏肉とともに、ベイリーフと、ジャンボンペルシーを作った時に残ったパセリの茎とで香りをつけて煮込みました。
中に入っているのは、山形県の西川町にある玉谷製麺所さんのもみじの形のパスタ。
一昨年工場を訪れ、専務取締役の玉谷貴子さんからこのパスタを作るまでの苦労話もうかがっているので、思い入れがあります。紅葉の季節には使いたいなあと思うのです。
うっすら色づいているのですが、合成色素ではなく人参を使用。
デザートは、きな粉と団子粉(もち粉とうるち粉のミックス)、茹で小豆で作るもっちりケーキ。
トッピングは、今年6月に京都を訪れた時に、乾物店山城屋さんで見つけた「あらびききな粉」です。
あるようでなかったこの商品。
カリカリ食感が実はお気に入り!
甘みは付いていないので、サラダなどのトッピングにもお勧めです。
お飾りにと思って、朝、庭で摘んだ植物たち。
ローズマリー風味のゆず茶
ドリンクの写真を撮り忘れましたが、昨年の柚子の収穫の時に作っておいた砂糖漬けをお湯で溶き、お好みでローズマリーかミントをトッピングして召し上がっていただきました。
創健社様にご協賛いただきました
SDGsの勉強会ということで、「地球環境を大切にし、食生活の提案を通して人々の健康的な生活向上に貢献する」を社是とする(株)創健社様にご協賛いただきました。
イタリアの有機農業の父とも称せられるジーノ・ジロロモーニ氏が設立した有機農業専門の組合が作るパスタ二種。
ご参加いただいた方々にお持ち帰りいただきました。
(全員分なくてごめんなさい)
ご指名いただいた山岡仁美さん、主催者である倉富喜久子さん、宮下律江さん、素敵な会場をご提供いただいた磯部雅代さん、ご参加いただいた皆様に改めて感謝!
乾物は食品ロス削減、省エネ、もしもの時の備えにもなり、さらに実は料理づくりの時短に貢献。
サステイナブルな食のあり方を、これからも研究、発信していきます。
今日も最後までお読みいただき、どうもありがとうございました。
寒くなってきましたが、お元気でお過ごしくださいね!
<乾物の教室>
もしもの時に家族を守る!「乾物防災食講座」
4月4日(木)14:00~16:00
4月9日(火)13:30~15:30
4月12日(金)19:00~21:00
4月20日(土)15:30~17:30
詳細、お申し込みは↓から
https://www.reservestock.jp/
乾物防災食講師養成講座
*乾物防災食講座受講済みの方、あるいは受講予定の方のみお申し込みいただけます。
*未受講の方は、2月29日より前に録画受講をしていただければご参加可能です(お問い合わせください)
1日目 : 2月29日(木)13:00~15:00(録画受講可能)終了
2日目: 4月4日(木)
https://www.reservestock.jp/page/consecutive_events/14146
もう野菜を無駄にしない!自家製乾物作り講座
基礎編
日程調整中
詳細、お申し込みは↓から
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野菜を自分で乾物にする方法、保存法、美味しいレシピをご紹介。
下は、講座参加の皆さんが作った乾物の写真です。
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乾物を使いこなせるようになると、
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お好みの一回だけの受講の他、教えることもできるようになる10回連続講座もお選びいただけます。
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いつからでもスタートできます。
実は
「もしもの時も、もう食に関して不安はないです」
というお声も多数いただいています。
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米粉、自家製乾物作り、乾物料理など、8つの講座があります。
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12月13日(金)13:30〜15:00 青山一丁目駅徒歩2分の会場にて
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