https://the-ans.jp/food/87548/
ワールドラグビー協会のサイトでは、サステナビリティについて細かく言及されています。
https://www.world.rugby/sustainability?lang=ja
●フード&ドリンク:
使い捨て製品は避ける
ボトル入り飲料水の代わりに水道水を選ぶ(水道水が安全な場合)
使用済みのボトルを空にする
ボトルを再利用する
レッドリスト/野生絶滅種に含まれるものを消費しない
サステナビリティブランド(例:FairTrade、認定オーガニック)の製品を選ぶ
食べ物を無駄にしない
買い物袋を再使用する
環境に優しい製品として認定/表示されている製品を購入する
●移動:
荷物を少なくして旅行する– 重い荷物は燃料の消費を助長する
トレーニング、試合には徒歩または自転車で行く
できるだけ公共交通機関を利用する
可能であればエレベーターやエスカレーターを使わず階段を使う。
ゴミの廃棄:
●パッケージの使用を制限する
ゴミを再利用、堆肥用、そして一般ゴミに分別
ポイ捨てをしない
●宿泊先:
水の使用、また洗剤などの使用を削減するため、タオルを再使用する
部屋の電気を全て消してから出る
トイレタリー用品は持参する
会場から近い宿泊所を選ぶ
1部屋に宿泊する人数を増やす
●スポーツ用具:
要らなくなったスポーツ用具は必要としている人に寄付する
持続可能で倫理的に製造された服装および用具(例:Forest Stewardship Council (FSC、森林管理協議会), レインフォレスト·アライアンス等)を購入する
●クラブ、スタジアム:
ローカルコミュニティのイニシアチブ、スクールアウトリーチ活動を支援する
効率性の向上やコストの削減のため、会場の共用、または複数のユーザーで使用する機会を考慮する。
スマート照明やピッチの散水やトイレを流す時に雨水を利用するなど、設備を更新する
リサイクル用設備を設置する
現地の野生生物を保護するため、環境の変化に敏感な動植物の生息地域やその付近での建設やアクティビティを行わない
ローカルサプライヤーを選ぶ
公共交通機関の利用が可能な便宜性を考慮する
禁煙の会場を選び、ヘルシー食品、ファミリーゾーンなどを通じて健康な暮らしを促進する
サステナビリティに関する自分の目標、活動、そして実績を奨励していく
ラグビー、スポーツ、そしてサステナビリティについてもっと学びましょう
アスリートの食の世界で、オーガニック食品に注目が集まっています。
オリンピック選手村の食材は、地産地消(輸送に伴う温室効果ガスの排出量を減らす)ものやオーガニック食材が推奨され、スポーツの国際大会でも広がっていると言います。
ワールドラグビーが取り組んだ影響もあり、ラグビー強豪チームでも、環境保全や動物愛護を配慮し、オーガニック食品や地場食材を使い、ベジタリアンになる選手が増えているようです。
2014年、国際オリンピック委員会(IOC)は、選手村や競技会場で用意される食品は、持続可能性に配慮した調達基準が示されています。
2020東京オリンピック・パラリンピックの選手村でも、GAP認証(農産物や家畜の衛生、環境保全などの基準)、JGAP認証(人権の尊重と動物福祉を加えたGAP)の食材調達基準が採用されます。
日本では、オーガニックやベジタリアンは、環境保全になるという認識は薄いと思われますが、 世界のスポーツ界では、食の課題や環境問題を考えての選択であるという認識はあまりありません。