簡単にいうと少量の睡眠不足が蓄積されて、
カラダに悪影響を及ぼすということです。

特に日本人は時間を作ろうとすると
ほどんどの人が睡眠時間を削ります。

睡眠時間6時間未満が増加していて、
日本は世界の中でも睡眠が短い国となっています。

睡眠負債があると日中にどんな影響があるのでしょうか？

2017年にNHKで放送された番組の中では
6時間睡眠が2週間続くと
脳の働きが2晩徹夜したような状態になるそうです。
これはマイクロスリープ（瞬間的居眠り）を誘発してしまい、
１秒～10秒ほどの短い眠りに脳が陥ってしまいます。

自分だけでなく周りも気付きにくいため、
運転中や料理中など、場合によっては生命の危機にさらされてしまいます。

また「睡眠負債」は、免疫力も下げてしまい、
肥満や糖尿病、高血圧などの生活習慣病や
うつ、アルツハイマー型認知症にかかりやすくなります。

脳の疲労は睡眠によってしか回復出来ません。

無理をして起きていると
創造的な思考や論理的な判断が難しくなり
記憶力も落ちてきます。
さらに集中力が低下したり、やる気が出なくなる、
イライラしやすいなども脳の機能が落ちている証拠なのです。

眠りは寝だめが出来ません。
休みの日に寝だめしても、体内時計がずれるだけで
休み明けには朝起きるのが辛かったり、
体がだるく、余計疲れが残ってしまいます。

では、どうすればいいのでしょうか？

睡眠の質を上げるのが一番の近道です。

睡眠のリズムを知って、しっかり質を上げていきましょう。

睡眠のリズムは
ノンレム睡眠（深い睡眠）レム睡眠（浅い眠り）とがあり、
寝付いて最初に出てくるのはノンレム睡眠になり、
寝付いて最初の90分が最も深い眠りになります。
次の来るのがレム睡眠。
この時間に夢を見たりします。

これが朝方まで繰り返し起こり
ノンレム睡眠は最初が深く
レム睡眠は朝方になると長くなります。

この最初の90分に成長ホルモンが一番分泌されるので、
しっかり眠ると睡眠の質の向上になります。

疲労を溜めない、美容のためにも
しっかり質の良い快眠を心がけてください。

【質の良い睡眠のための3法則】

朝、しっかり朝日を浴びる

朝日を浴びて一日の始めONスイッチを入れましょう。

副交感神経交感神経へのスイッチです。

寝る90分前にお風呂に入って体温を上げる。

入眠前になると手足が温かくなりますよね。

これはいったん皮膚温度を上げて、

カラダの中の温度を下げています

これが睡眠へのスイッチになります。

寝るときはほとんどカラダを動かさないので

体温が下げる必要があるです。

リンパマッサージを行う

眠りには自律神経が関係しています。

眠りにつくときは

交感神経副交感神経にスムーズにいくと

リラックスしていい睡眠がとれます。

眠っている間に自律神経もバランスを整ているのです。

そのためにも

ゆっくり足先からリンパマッサージをすることによって

自律神経の交代をスムーズにしましょう。

では、アーユルヴェーダでは？
次回のメルマガで書いていきますので
お楽しみに