#144 生理前のイライラ解消に食べる「お寿司」は、薬膳的にも理想の食事だった。
皆様
こんにちは
産婦人科医の関口真紀です。
雨の被害が毎日のように
テレビで放送されております。
一日でも早く落ち着きますように
心から願っております。
まずはお知らせから。
7月14日 zoomで「婦人科お悩みトリセツ」
残3席となりました。
参加ご希望の方はこちらから。
https://resast.jp/events/ZGQ3MGUyOGE5N
さて
以前
－－－－－－－－－－－－－
生理前にイライラする人は
寿司屋でこれを食べるべし
－－－－－－－－－－－－－
とメルマガで書いたのを
覚えていらっしゃるでしょうか？
生理前のイライラの正体は
「月経前症候群：PMS」です。
このPMSに対しては
ビタミンB6、ビタミンDを含む食べ物がおススメなのですが
これらを多く含む食材と言えば
ビタミンB6は
青背の魚（まぐろ、かつお、さんま）
牛レバー
鶏ささみ
バナナ
玄米
卵
牛乳
ビタミンDは
あんこうの肝
丸干しいわし
さけ、うなぎ、かれい、さんま、かつお
キノコ類（きくらげ、干ししいたけなど）
これらを効率よく食べるには「お寿司」がもってこい！
と鼻息荒くお伝えしたのが今年の1月。
その後ですね
薬膳の本を読んでいたら、なんと！
「寿司」は薬膳的には理想の組み合わせ
だと書いてあったのです。
凄すぎるーーー(≧▽≦)。
ちなみに本はこちら。
「マンガでわかる はじめての和食薬膳」
武鈴子 著。 家の光協会。
薬膳では食べ物を次の五つの味にわけるのですが
酸味 さんみ
苦味 にがみ
甘味 かんみ
辛味 からみ
鹹味 かんみ
この五つは、一つ足りなくても、逆に過ぎても
体のバランスが崩れてしまうのだそうです。
体を守り健康を保つためには、この五味をバランスよくとることが大事。
この全てを補うお寿司は、女性の味方！
生理前の救世主です。
レッツ、スーーーシーーーー！！！
寿司が本当に五味を満たしているか
気になる方に向けて、ご説明しますね。
そうでない方は
これだけ覚えてくだされば、OKです。
☆おさらい☆
生理前の不調、PMSの時は
・炭水化物
・カルシウム
・マグネシウム
・ビタミンB6
・ビタミンD
をとるのがいいですよ。
(*^^*)
ここから先は、お時間のある時にどうぞ。
お寿司の五味について考えてみましょう。
まずは酢飯から。
米に酢と砂糖、塩 を加えた酢飯は
「甘味、酸味、鹹味」 の三つにあたります。
ワサビやショウガ は
「辛味」
醤油や海苔は
「鹹味」
寿司に添えられる日本茶は
「苦味」
お寿司にお茶で、五つ全てコンプリート。
お寿司はまさに最強の組み合わせ。
食べすぎにだけ注意をして
月一で回転寿司にいっちゃおう！
なんてささやいている私は
港町、酒田市（山形県の日本海側）出身です。
じめじめする梅雨の季節も
暑い夏の季節も
婦人科お悩みを少なくし、賢く乗り切りましょうね。
本日も最後までご覧いただき
ありがとうございました。
イベントのご案内
☆ 7/14 zoom 「婦人科お悩みトリセツ」セミナー
残3席！
https://resast.jp/events/ZGQ3MGUyOGE5N
☆ 7/20 東京都 「アロマとミネラルでできる、女性特有の不調と更年期のセルフケアセミナー」
https://resast.jp/events/ZDc5YzlkNGUxZ
本日も最後までご覧いただき
ありがとうございました。
産婦人科医 関口真紀
☆note : 「診察室を飛び出した女医」では、
私の活動のもとになっている想いなどを綴っています。
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＊プロフィール＊
山形県酒田市出身
産婦人科専門医。医学博士。
フリーランスの産婦人科医（27年目）。
大学病院勤務から健診クリニック勤務へ。
女性の体のセルフケア、治療、病気のトリセツをお伝えすることで
女性が生理や更年期に振り回されず
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プライベートでは
中学生男子の子育て真っ只中。
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