ちゃんとしなきゃ、と嫉妬
皆様
小野澤 雅美です。
ちゃんとしなきゃ、と嫉妬
今週末は
久しぶりに出てきた
ある“感情”と向き合っていました。
私は毎日
家族のお弁当を作るのですが・・・
お弁当だけでなく、
お料理全般に対して、
私、レシピ見ないと作れません^^;
もともと料理は
あまり得意ではないのもあるのですが。
とは言え
主婦20年選手でもあるので、
適当に、とか、
目分量で、とか
できない訳ではありません^^;
ですが
これまでやった事が無い!
それをこれまで私は、
自分への自信の無さ故と
思っていましたがそうでは無かったみたい。
それは、
今回気づきました。
お弁当作りをはじめ、
一品、二品、作り終わり、
最後の三品目のレシピは・・・?
あれ?無い。
え?何で無いの?
やだ、どうして無いの?
時間も迫っていた為、
軽くパニック状態になり、
ページをめくるも見つからない。
そして
パニックMAXになり、
「どーして無いのよ!
何で無いんだよー!」
泣きが入り、
「もう、○ね、バカ、クソ‼」
と、誰に当たっているか分からない
当たり所の無い怒りを言葉に込めてみたり。
様子を見ていた
ダーリンも宥めて寄り添おうとしてくれる。
「大丈夫だよ。
レシピ通りじゃなくても。
今日はお弁当無しでも良いよ。」
と。
「うるさい、うるさい!
何も分からないクセに!」
増々泣けてきて・・・。
結局、
うる覚えで記憶に残っている
レシピを思い出し、きっとこんな感じ、
と作ったものをそれぞれに持たせました。
あとで
落ち着いて探したら
レシピが見つかり、確認したら、
こんな感じで大正解でした^^;
この経験の中で、
何であんなに怒りMAXになったのか。
私の中には、まだ、
『ちゃんとしなきゃ怪獣』
が住んでいるようです。。。
幼稚園の頃に感じた、
私はしっかりしなきゃダメ。
お母さんが居なくても自分で出来なきゃダメ。
小学生の時に感じた、
成績が良くなくちゃダメ、
褒められる子じゃなきゃダメ。
それは
そんな私じゃないと
お母さんに愛されないから。
そう思っていた感情が
一気に噴き出した感じでした。
レシピ通り作れば
失敗は無いし美味しいはず。
そうすれば、
怒られることも
貶される事も無い。
だから
『ちゃんとしなきゃ』
追い立てられるように、
『ちゃんとしなきゃ』がやってきました。
“今ここ”で起きている事じゃないのに、
こんなにも心を支配されていた事に気づけました。
ホントはそれすらも
自分が勝手に作り上げた決めつけなのに。
そんな時は
じっくり自分と対話(^^)
「完璧じゃなくても良いじゃん。
ダーリンも大丈夫って言ってるんだし。」
色々話してみますが、
何だか今回は強情で聞いてくれない^^;
「いやいや、でも、
そんないい加減じゃ嫌われちゃうよ?」
おー、なるほど。
ちゃんとしなきゃ嫌われる。
ダーリンに対してもまだそう感じていたんだ・・・
そう感じてしまうには
心当たりがありました。
それは
最近、ヘドロさんが
ご結婚されたらしい。
(ダーリンの過去のおイタの相手)
それを知った時から
何だかザワザワ・・・
それは
言葉にするなら
「嫉妬」
ダーリンも
この情報を知っているのですが、
「令和婚、言いたいだけじゃね?」
そんな事言ってるけど、
本当は惜しい事したとか思ってたり?
俺の方が良かったと思って欲しいと思ってる?
なんて
妄想列車になり、
そこで生まれた感情。
“また、奪われそうで怖い。”
その感覚こそが
「嫉妬」なのだと思います。
この時点で
好き好んで
“無い問題”を“ある”に
変えようとしているんですけどね^^;
でも
こうしようと思ったら容易です。
何故って
ダーリンには前科があるから(*'▽')
「嫉妬」によって起こる怖さが
奪われる現実、無い現実を勝手に作り出す。
「失くなってしまうんじゃないか」
という恐怖が執着に拍車をかけ、
怖さが現実のものとなってしまう。
この嫉妬、執着が
それまで飼いならしていた
根っこの部分に眠っていた火種、
「条件付きでなきゃ愛されない私」
に火を点けてしまった。
これが、落ち着いて
冷静に分析した結果(^▽^;)
そう考えると、
嫉妬は教えてくれる事もある。
嫉妬を感じる前は、
『私は本当は満たされている』
『私はそれ(愛される実感)を持っている』
ということを、
実は知っていたのだという事を。
それは、
「ある」から
奪われそうで怖くなる。
ダーリンの愛情を
奪われてしまいそうで怖くなる・・・。
んー。
じゃ、この怖さから
脱却するためには・・・
見えない敵(それも勝手に決めつけた)
と比べるのを止めれば良いんじゃね?^^;
だって、
元々、私は
「愛されている」のだから。
この時は
いつもクライアント様にお伝えしている、
「ある」を十分に感じ切り、
腑に落ちるまで味わう事が必要。
これを
自分に言い聞かせました^^;
これが
自信に繋がり、
「愛されている自信」や、
「このままの自分で良い自信」
に繋がって行くのだと思います。
嫉妬から
ブラックエンジン全開で
アイツに負けないように。
と頑張るのもアリだと思いますが、
いずれ、
無いものを追い求める事に疲れる。
それよりも、
「ある」を十分に味わう事が
更に幸せを感じられるはずです。
はじめから、
無くすものなんて無かった。
嫉妬を感じたら、
“今ここ”にある
「ある」の証拠探しをすると良さそうです(^^)
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